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働きやすい環境の実現に向け、社内コミュニケーションを活性化!

コミュニケーションの目的、メリットの把握がポイント

企業運営を改善するためのポイントとして「社内コミュニケーションの活性化」があげられますが、社内のコミュニケーションの活性化を実現させることは難しいと考えている経営者もいるのではないでしょうか。

それを実現させるためには、コミュニケーションを活性化させる目的やメリットを把握することが有効です。具体的にどのようなメリットがあるのか、という点についてみていくことにしましょう。

業務における目標を共有しやすい

社内コミュニケーションの活性化によるメリットとしては、目標共有をしやすいことがあげられます。

規模の大きな業務ほど、多くの社員が一致団結し、同じ方向を向いて取り組む必要がありますが、社員一人一人の考え方はもともと異なっていることもあり、コミュニケーションが不足してしまうと、お互いの考え方に食い違いが発生してしまい、業務が予定通りに進まない場合があります。

そのような状態を防ぐためにも、コミュニケーションを活発にすることが有効といえるのです。

同じ業務に取り組む者同士で日常的にコミュニケーションを活発に交わしていれば、業務を行うときに目標を共有しやすいこと、そして業務の内容について細かい点まで意見を交わし合うことができるため、業務がスムーズに進みやすくなります。

コミュニケーションを活性化させることによって、多くの社員が方向性を合わせて業務に取り組めます。

コミュニケーションの活性化で生産性が向上!

また、社内コミュニケーションを活性化させることで、生産性向上にもつなげられます。

生産性を高めるためには、「もっとスピーディーに作業を進められないか」ということや、「効率的に作業を進める方法はないか」という点に着目する必要があります。

コミュニケーションが活性化している状況であるほど、お互いに意見を交わしやすくなるため、生産性を高める方法を見つけやすくなったり、その方法を即座に取り入れたりすることができます。

また、コミュニケーションが活性化していれば、業務上のミスを防ぎやすくなることもメリットです。なぜなら、お互いにコミュニケーションを交わしていることで、ミスが発生しそうな状況を共有することができ、事前にミスを回避しやすくなるためです。

小さなミスが発生しただけで大きなトラブルに発展してしまうことがありますが、社内でコミュニケーションが活性化していれば、ミスが発生しにくくなり、結果的に生産性の向上につながりやすくなります。

コミュニケーションの活性化で離職率が低下!

そのほか、社内コミュニケーションの活性化によるメリットとしては、離職率を引き下げやすくなることがあげられます。

コミュニケーションが不活発な職場であるほど、社員としては「自分自身の意見を聞いてもらえない」と感じたり「自分が会社で働いている意味が見いだせない」と感じてしまったりすることがあります。

例えば、上司としては業務の効率化や迅速化にだけ目を向けてしまうあまり、部下とコミュニケーションを取る機会が少なくなってしまうことがありますが、コミュニケーションが少ない職場であるほど、やりがいを見いだしにくくなってしまうものです。

その点、社員同士が普段から適度にコミュニケーションを取っていれば、業務に関することを話し合うだけでなく、ときには社員同士で悩みを相談し合うことで、心の中にたまっていた不安な気持ちが解消されることがあり、結果として離職率の低下につなげやすくなるのです。

コミュニケーションは、職場においては日常的なものといえますが、コミュニケーションを活性化させることによって、生産性が向上したり、離職率が低下したりと、さまざまなメリットがもたらされます。

職場の雰囲気を風通しの良いものにするためにも、日頃から社員がコミュニケーションを取りやすい環境を作っていきましょう。

(画像は写真ACより)

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