コラム

COLUMN

  1. HOME
  2. Knowledge
  3. コラム
  4. 魅力的なインターンシップを開催するには?

魅力的なインターンシップを開催するには?

就活を行う際、半数以上の学生がインターンシップに参加しています。マイナビが2022年度卒業予定者に行った調査によると、インターンシップに参加した学生は、全体の61.4%であることが明らかになりました。

ただ、インターンシップを開催する上で以下のような悩みを抱えている採用担当者の人もいらっしゃるのではないでしょうか?

「インターンシップはいつ開催したら良いの?」

「インターンシップってどんなことをしたら良いの?」

「学生に人気のインターンシップは?」

今回は、インターンシップの時期や種類、学生に人気のインターンシップの特徴についてご紹介します。

インターンシップは夏か冬に開催することが多い

多くの企業は、インターンシップを、8~9月、12~2月に開催しています。実際、株式会社ディスコが企業に行った調査によると、以下の結果が明らかになりました。

・8月にインターンシップを開催した企業…62.5%

・9月にインターンシップを開催した企業…46.9%

・12月にインターンシップを開催した企業…46.5%

・1月にインターンシップを開催した企業…49.4%

・2月にインターンシップを開催した企業…73.1%

夏にインターンシップが多い理由として、8~9月中大学生は夏休みのため、インターンシップに参加できる学生が多いことがあげられます。また、冬場のインターンシップは、就職活動前に優秀な人材の発掘や接点作りのために開催する企業が多いでしょう。

インターンシップの種類は大きく分けて3種類

インターンシップは大きく分けて、1dayインターンシップ、中期インターンシップ、長期インターンシップの3種類です。

まず1dayインターンシップとは、読んで字の如く1日で完了するインターンシップのことを指します。内容は、企業説明や社内見学、グループディスカッションなどで、学生に企業のことを知ってもらう目的で行います。1日のみの開催のため、忙しい学生でも気軽に参加しやすいのが魅力です。ただ中期や長期のものと比べると、どうしても内容が薄くなりがちです。

次に中期インターンシップは、1週間から1ヶ月程度の期間行われるインターンシップです。社員と関わりながら業務体験をしたり、プレゼンテーションを行ったりする中で、企業について理解を深めてもらうのが目的です。

中期インターンシップは、1dayインターンシップに比べて期間が長いため、学生により深く企業のことを理解して貰えるでしょう。ただ、連日長時間学生を拘束するため、アルバイトやサークル活動で忙しい学生が参加しにくいというデメリットがあります。

長期インターンシップは1ヶ月以上の期間をかけて行うインターンシップです。実際に、社員と同じように業務に携わって働いてもらい、自社との相性や学生のスキルを推し量るために行います。長期で行うため、優秀な人材の発掘や早期確保に繋がるでしょう。ただ、期間が長いため、学生が大学生活とインターンシップの両立が難しくなってしまう場合があります。

学生に人気のインターンシップの特徴は?

学生に人気のインターンシップの特徴として、期間が短く業務を実際に体験できるものがあげられます。マイナビの調査によると、73.7%の学生が1dayインターンシップを希望、69.6%が業務体験ができる内容を希望していることが明らかになりました。

上記の結果から、学生は短期間で業務内容や社内の環境を効率良く知れるような、インターンシップを求めていると言えるでしょう。インターンシップ人気企業ランキング1位に輝いた、ニトリ株式会社ホールディングスのインターンシップがそれにあたります。

まとめ

今回はインターンシップの種類や内容、学生にとって魅力的なインターンシップについてご紹介しました。下記が当記事のポイントです。

・多くの企業はインターンシップを夏か冬に行う

・インターンシップは「1dayインターンシップ」「中期インターンシップ」「長期インターンシップ」の3種類

・学生に人気のインターンシップは短期で業務体験ができるもの

優秀な人材を確保するために、魅力的なインターンシップを開催したいと考えている担当者は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

(画像はいらすとやより)

関連記事