ダイレクト納付について

☆紙の納付書が届かない！？
　紙の納付書で税金を納付されている方も多いかと思いますが、令和6年5月以降は紙の納付書が届かなくなる可能性があります。国税庁では、あらゆる税務手続が税務署に行かずにできる社会の実現に向けて、キャッシュレス納付の利用拡大に取り組んでいるところ、社会全体の効率化と行政コスト抑制の観点を踏まえ、納付書の事前の送付を一部取りやめています。
　そこで納付書を使わずに納付ができ、簡単・便利なダイレクト納付をご紹介します。

☆ダイレクト納付とは
ダイレクト納付とは、e-Taxにより申告書等を提出した後、納税者ご自身名義の預貯金口座から、即時又は指定した期日に、口座自動引落しにより国税を電子納付する手続です。紙の納付書を使用しませんし、銀行などに行く手間も省けますので便利な納付方法となります。
対象税目ですが、毎月納付が必要な源泉所得税や、法人税、消費税、相続税などさまざまな税目でダイレクト納付を使用することができます。

☆ダイレクト納付の利用手続
新たにダイレクト納付サービスを開始する場合は、「ダイレクト納付利用届出書」に自動引落を行う口座情報を記入し、銀行印を押印して税務署に提出をします。ダイレクト納付が利用可能な金融機関一覧は国税庁HPで確認ができます。
なお、ダイレクト納付利用届出書を提出いただいてから利用可能となるまでは1か月程度かかりますのでご注意ください。
詳細なお手続き方法は下記HPでご確認ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/index.htm
また、地方税についても同様にダイレクト納付が利用できます。地方税はeLTAXによるお手続きとなります。地方税のお手続き方法は以下HPでご確認できます。
https://www.eltax.lta.go.jp/news/03420

参考：国税庁HP
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/oshirase.htm
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/index.htm
https://www.eltax.lta.go.jp/news/03420