社員のモチベーションアップに効果大!自己啓発活動を福利厚生で
福利厚生による自己啓発はメニューが充実!
福利厚生のメニューは年々充実化しつつありますが、最近注目を集めている福利厚生の一つとして「自己啓発」があります。
福利厚生によって、会社がセミナーや講演会の参加費を負担したり、図書購入費を補助したりするほか、海外研修が行われるケースもみられます。
自己啓発が福利厚生で行われれば、社員としてはモチベーションがアップしやすくなることでしょう。
福利厚生で自己啓発が選ばれる理由は?
福利厚生で自己啓発が選ばれる理由としては、あらゆる面においてスキルアップを図りやすいことがあげられます。
自己啓発を行うメリットは、業務において専門性を高められること、そして、幅広い知識や考え方を身につけることで人間性を身につけられることです。
しかしながら、自己啓発を行うためにはある程度の費用がかかるため、社員の中には自己啓発に取り組むことをためらってしまう場合もあることでしょう。
その点、自己啓発の費用を会社側が福利厚生という形で負担すれば、社員としては自己啓発に取り組みやすくなります。自己啓発によって高めたスキルを活かせば、業務の効率化も期待されます。
また、会社側としては、社員の自己啓発費用を福利厚生という形で負担することになります。
しかし、社員がスキルアップすることによって業績の向上につながれば、結果的に社員に対して投資したことと同様となるため、福利厚生で自己啓発を行うことは、社員のみならず会社側にとってもメリットがあるといえるのです。
福利厚生でセミナー参加費を補助
それでは、自己啓発を福利厚生で行っている各社の事例についてみていくことにしましょう。
ITサービス事業、ネットサービス事業等を展開するFullon株式会社は、社員のスキルアップを後押しするため、各種の研修やセミナー参加費を会社が全額負担する制度を設けています。
参考:Fullon株式会社 福利厚生・各種制度
https://www.fullon.co.jp/?page_id=286
また、インターネットマーケティング事業等を展開する株式会社フルスピードでは、社員の成長を応援するために、セミナー参加費用の半額から全額を負担しており、セミナーに参加する社員の負担を軽くしています。
参考:株式会社フルスピード 福利厚生及び様々な社内活性化制度
http://www.fullspeed.co.jp/recruit/benefits.html
業務の質を高めるために、また、人間としての深みを持たせるためにも、セミナーや講演会の参加は効果的といえますが、福利厚生の一環として会社負担が行われれば、社員としてはセミナーなどに気軽に足を運べるようになります。
図書購入費を補助 業務以外の図書も対象になることも
福利厚生の一環として、「図書購入費の補助」を取り入れている企業もあります。
土壌汚染問題の解決を目指し、コンサルティング業務や調査業務などの事業を行う株式会社フィールドパートナーズでは、個人が購入する図書費を毎月5000円まで補助しています。
参考:株式会社フィールドパートナーズ 福利厚生
https://www.field-partners.com/recruit/welfare/
また、インターネットビジネスに関するコンサルティング事業等を展開するフリービット株式会社は、書籍購入補助制度「道真公の愛」を設けており、月1万円を上限として書籍購入代金の半額を補助しています。
参考:フリービット株式会社 福利厚生・社内制度
https://freebit.com/recruit/fukuri.html
いずれの企業も、図書の内容を問わないことが特徴で、業務に関連する図書のみならず、業務以外の図書も購入できる点は大きなメリットといえるでしょう。
福利厚生で海外研修旅行も!
さらに、福利厚生の一環として海外研修が行われる場合があります。
富山市に本社を置く木造注文住宅メーカーのタカノホームは、社内研修や営業研修が盛んですが、福利厚生として研修旅行が定期的に行われており、海外での研修旅行も行われます。
参考:タカノホーム 福利厚生
https://takanohome.com/company/hukuri
電力設備や情報通信工事等を手がける昭電設備株式会社では、数年に一度海外研修を実施していますが、それにより、社員はリフレッシュすることができ、しかもモチベーションの向上にもつながります。
参考:昭電設備株式会社 研修制度・福利厚生
https://www.sdnse.co.jp/company/system/
福利厚生のメニューとして、最近では自己啓発に関する内容も増えていますが、自己啓発の中でもさまざまなメニューがあり、社員のやる気とモチベーションの向上を後押ししています。
自分自身のレベルを高めていくためにも、福利厚生メニューの中から自己啓発に関するものを選んでみるのも良いかもしれません。
(画像は写真ACより)