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社内のことを詳しく理解できる「社内報」制作のポイントは?

紙媒体のほか、最近ではWEB媒体での発信も

企業において定期的に発行されている社内報は、社内のことを詳しく理解できるために、社員同士の心理的な距離が縮められる効果が期待できます。

社内報は、冊子や壁新聞など、紙媒体で発行されているほかにも、最近ではメールや動画のように、WEB媒体で発行されるケースもみられます。

社内報とは?

社内報とは、社員に社内のことについて詳しく知ってもらうために発行される媒体のことで、社内広報としての役割を果たしています。

社内報は、冊子として社員に配布されたり、または社内の掲示板にポスター、または壁新聞の形で配信されたりと、紙の媒体で発行されることが多いですが、最近では、メールや動画のように、WEB媒体で配信されるケースもみられます。

社内報を発行する目的としては、社員同士の心理的な距離を縮めることがあげられます。

社内報のテーマの一つとして「個人インタビュー」がありますが、インタビューを受けた人の内容を読んでみると、普段とは違った側面をみられる場合があるために、インタビューを受けた人に対する印象が変わることがあります。

例えば、信頼感や親近感がわいたりするほかにも、おしゃれな人に感じたり、あるいは面白い人だという印象を受けたりすることがあるかもしれません。

社内報を制作する流れは?

社内報を制作するための手順について大まかに説明すると、以下の通りとなります。
・編集会議
・原稿依頼、取材実施、原稿作成
・大まかにデザインを作成して入稿
・初校受け取り、確認と修正
・再校受け取り、確認と修正
・校了後、発行

編集会議の段階では、社員に伝えたいことを決めたうえで、どのようなネタを含めるか、ということや、社内報の構成を決めたり、原稿は誰に書いてもらうか、インタビューは誰に行うかなどを決めたりします。

原稿を書いてもらう人を決めたら原稿を依頼するほか、取材がある場合には取材を行い、取材内容をもとに原稿を作成します。

できあがった原稿と取材時に撮影した写真を組み合わせて、社内報のデザインの案を決めておきます。

紙媒体で制作する場合についてみていくと、デザインまでできあがった時点で制作会社に依頼し、初校を受け取ったら修正すべき点について修正の指示を行い、再度制作会社に依頼します。

再校に問題がなければ校了となり、社内報を印刷し、社内報が完成する流れとなります。

また、自社内で社内報を制作する場合は、「社内報のテンプレート」を利用してみましょう。

無料で利用できる社内報のテンプレートとしては、「無料テンプレート」のサイトがありますが、このサイトには、新聞やチラシのテンプレートのほか、社内用の書類として社内報のテンプレートも載っています。

詳しくは、以下のURLを参照してください。

参考:無料テンプレート 社内報
https://www.usefulful.net/tplate/syanai61.htm

社内報アワードに参加して、社内報の質を高めよう

社内報を制作する担当者として、日々、社内報の制作に取り組んでいると、「社内報の質を高めたい」と考えることもあるのではないでしょうか。

そのような場合は、インターナルコミュニケーション専門会社の「ウィズワークス」が開催している「社内報アワード」に参加してみましょう。

社内報アワードでは、社内報を審査して表彰を行いますが、それ以上に重視されていることは、参加企業の社内報について、その内容のフィードバックを受けられる点です。

また、社内報アワードのイベントに参加すると、優秀と認定された社内報の制作事例発表を見ることができるため、社内報の制作において非常に参考になります。

社内報アワードの詳細については、以下のURLを参照してください。

参考:ウィズワークス株式会社 社内報アワード
https://wis-works.jp/award/

社員としては、日々の業務を行っていると、自分の部署内にばかり目がいきがちですが、社内報を読むことで、他の部署に対する興味も高まることでしょう。

そのような視点からみると、社内報は、社内にとって必要な存在といえるのではないでしょうか。

(画像は写真ACより)

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