e-Taxの利用方法
e-Taxの利用方法
e-Taxとは、国税庁が提供する国税電子申告・納税システムです。インターネットを利用して、電子申告や電子納税を行うことができます。
e-Taxを利用するには、以下の準備が必要です。
〇 利用者識別番号の取得
〇 電子証明書の取得
利用者識別番号は、e-Taxの利用者登録を行う際に発行されます。
・ 電子証明書は、電子署名や電子認証を行うための証明書です。
・ そのデータの作成者が誰であるのか、送信されたデータが改ざんされていないことを確認します。
マイナンバーカードやICカードリーダライター、ICカード対応スマートフォンなど、電子証明書を取得するための方法はいくつかあります。
利用者識別番号と電子証明書を取得したら、e-TaxのWebサイトからログインします。ログイン後、申告書の作成や送信、納税などの手続きを行うことができます。
e-Taxの具体的な使用方法は、以下のとおりです。
1. 利用者登録
e-TaxのWebサイトから利用者登録を行います。登録には、以下の情報が必要です。
・ 氏名
・ 住所
・ 生年月日
・ マイナンバー
・ 電話番号
・ メールアドレス
2. 利用者識別番号の取得
利用者登録後、利用者識別番号が発行されます。利用者識別番号は、e-Taxのログインや申告書の送信などに必要です。
参考HP
国税:https://www.e-tax.nta.go.jp/todokedesho/index.htm
地方税: https://www.eltax.lta.go.jp/eltax/junbi/riyoushaid/
3. 電子証明書の取得
電子証明書は、マイナンバーカードやICカードリーダライター、ICカード対応スマートフォンなど、いくつかの方法で取得できます。
参考HP
https://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyo/systemriyo2.htm
https://www.eltax.lta.go.jp/eltax/junbi/denshisyoumeisyo/
4. e-Taxログイン
利用者識別番号と電子証明書を使って、e-Taxにログインします。
参考HP
国税:https://clientweb.e-tax.nta.go.jp/UF_WEB/WP000/FCSE00001/SE00S010SCR.do
地方税:https://www.eltax.lta.go.jp/cmn/p0101
5. 申告書の作成
申告書の作成には、e-TaxソフトやWeb上の申告書作成コーナーを利用できます。
6. 申告書の送信
作成した申告書を、e-Taxから送信します。
7. 納税
納税は、e-Taxから行うことも、金融機関やコンビニエンスストアなどの窓口から行うこともできます。e-Taxの利用にあたっては、以下の国税庁のWebサイトやマニュアルを参考にしてください。
Pay-easy(ペイジー)の使い方:https://www.pay-easy.jp/howto/
<国税>ダイレクト納付手続きマニュアル:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/e-tax/direct_nofu_manual.pdf
<地方税>ダイレクト納付:https://www.eltax.lta.go.jp/kyoutsuunouzei/sousa/pay-easy/
以下に、e-Taxの利用方法に関するよくある質問をまとめました。
Q1. e-Taxを利用するには、費用はかかりますか?
A1. 利用者登録や申告書の作成・送信は無料です。ただし、電子証明書の取得には、費用がかかる場合があります。
Q2. e-Taxの利用には、パソコンが必要ですか?
A2. 利用者登録や申告書の作成・送信には、パソコンが必要です。ただし、申告書の作成・送信は、スマートフォンやタブレットからも行うことができます。
Q3. e-Taxを利用するには、インターネットに接続する必要がありますか?
A3. 利用者登録や申告書の作成・送信には、インターネットに接続する必要があります。ただし、納税は、インターネットに接続していなくても行うことができます。
Q4. e-Taxを利用するには、税理士に依頼する必要がありますか?
A4. 申告書の作成や送信は、自分で行うことも、税理士に依頼することもできます。
e-Taxは、インターネットを利用して、手軽に国税手続きを行うことができる便利なシステムです。ぜひ、利用をご検討ください。
田中秀和