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優良介護事業所に対する神奈川県の取組 ~かながわベスト介護セレクト20~

 『感謝される喜び糧に』平成30年11月5日神奈川新聞の見出し記事です。
平成30年11月4日に横浜市西区の新都市ホールで、介護サービスの質の向上や人材育成、処遇改善に顕著な成果をあげた介護サービス事業所等を表彰する、「かながわベスト介護セレクト20」の表彰式が行われました。
 神奈川県では、平成28年度から優良事業所を表彰する取組みを行っていますが、平成30年度は、表彰された20事業所のうち、3法人が三年連続で表彰されました。
 受賞された事業所の皆さまおめでとうございます。
 
かながわベスト介護セレクト20の趣旨は次のとおりです。
現在の介護保険制度では、利用者の要介護度が改善すると介護報酬が減額となり、利用者の自立を目指した事業者や職員の努力が反映されにくい仕組みになっています。
また、団塊の世代が後期高齢者となる2025年(平成37年)には、県内で約2万5,000人の介護人材が不足する見通しとなっており、人材の量的確保と質的確保を図っていく必要があります。
そこで、本県では、介護に頑張る事業所を応援する独自の取組みとして、本年度から「かながわベスト介護セレクト20」をスタートしました。
介護サービスの質の向上や人材育成、処遇改善に顕著な成果をあげた介護サービス事業所等を表彰し、奨励金(1事業所100万円)を交付することで、「頑張れば報われる」といった機運が醸成され、今後の更なるサービスの質の向上につながることを期待しています。  (神奈川県HPより抜粋)
 
 冒頭にありますが、現在の介護報酬制度では、事業所や介護職員が頑張ってより良い介護を行った結果、利用者の介護度が改善されても、介護報酬が下がる仕組みになっています。更に、介護報酬の減額改定により収益が減少するというのが実態です。これでは、介護事業所は頑張っても報われません。
そこで、神奈川県では、介護に頑張る事業所を応援する独自の取組みとして、介護 サービスの質の向上や人材育成、処遇改善に顕著な成果をあげた介護サービス事業所等を表彰し、奨励金(1事業所100万円)を交付するという取組が行われるようになりました。
 同HPでは、過去の表彰された事業所の取組みと選考会からのひとことが掲載されています。どの法人も、独自の取組みがあり、独自のカラーを感じることが出来ます。
 次年度もエントリーする優良法人を楽しみにしています。そしてコンパッソ税理士法人は、経営の面でお力になれるよう頑張っていきたいと思います。
出典 神奈川県HP

横浜青葉事務所 佐々木友美

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