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時間について考える

最近、1人暮らしを始めました。今まで親任せだった炊事・掃除・洗濯などを全て1人でやらなければなりません。段取りが悪く、予想以上に時間を費やし睡眠時間が削られてしまうことも多々あります。もっと効率的に時間を使うことが出来ないかと考えてしまうものです。

そのような中で思い出されるのがドラッカーの言葉です。ドラッカーは時間について以下のように語っています。

時間は、借りたり、雇ったり、買ったりできない。供給は硬直的である。需要が大きくとも供給は増加しない。
さらに、「成果をあげる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。まず、何に時間がとられているかを知ることからスタートする。次に、時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして、得られた自由な時間を大きくまとめる。」と。

1日が24時間しかないのは皆同じです。会社にとっても、その中で働く個人にとっても、その限られた時間の中で、重要なことが何かを見極め、そこに時間を注ぎ込むことが出来るかどうかが、成果をあげるカギになります。
それを実現するために、ドラッカーは「まず時間を記録すること」が必要であると言っています。その記録を見て、無駄な時間を過ごしていないかなどの見直しを行い、改善していくことが大切なのではと思います。

私自身も、時間を考えてみることによって、お客様が必要としているサービス、お客様に感謝されるサービスを提供するための時間を多く割くことの出来る様、時間をマネジメントしていくことが重要であると考えさせられました。

出典:ドラッカー著「経営者の条件」「プロフェッショナルの条件」 ダイヤモンド社刊

千葉流山事務所 和田義史

 

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