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入社1年目の社員が思う ”投資”とは

みなさんは投資について考えたことがありますでしょうか。
私は最近まで全く考えたことがありませんでした。投資といえばギャンブルのようなイメージで、お金に余裕のある人がやるものだと思っていました。

そんな私が投資について考えるようになったきっかけは、ある本を読んだことです。
通勤電車の広告で「すみません、金利って何ですか?」という本を知りました。
金利って何だろうと思い、早速読んでみたところ、金利の仕組みはもちろん、年金や税金の基礎的なことが対話形式で書かれていてとても分かりやすかったのです。

読み進めていくと株や投資についての章がありました。自分には縁の薄い話だろうと読み始めました。
しかし“日経平均株価”や“ダウ”など聞いたことはあっても意味はよく分からない言葉の解説もあり、知識がなくてもすらすら読むことができました。株式や不動産のことも書かれていて、中でも投資信託について興味を持ちました。
投資信託とは、専門家が投資や運用を代わりにしてくれるもので、投資に詳しくなくても専門家が運用してくれて放っておくだけなら自分にもできそうだな、と少し身近に感じることができました。
さらに専用口座での投資に係る利益が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)などもあるため投資を始めやすい環境になっています。

一方で日本銀行の“資金循環の日米欧比較”によると日本は他国に比べて家計の金融資産のうち投資信託や株式等の割合が低いようです。もちろん国によって財政的な状況が違いますので比較できるものではないかもしれませんし、投資をやっているから偉いというわけではないと思います。
しかし、日本には私のように投資に対して良いイメージを持っていなかったり、関心が薄い人が多いのではないかと思いました。

投資に詳しい知人に話を聞いたところ「投資とギャンブルは違う。投資とは資産が増えるものでもあり減るものでもある。そして守るべきものだから、投資で一攫千金など夢を見すぎてはいけない」と言っていました。
確かに、投資といえばギャンブル的なイメージがまっ先に頭に浮かび、投資について何も知らないにもかかわらず夢を見ていたのかもしれません。
さらに、資産を守るということについて、持っているお金を預金に入れておく他に資産を分散させて増やしていくことも資産を守ることにつながるという考え方を知りました。
今回投資について考えたことで、何事もまずは関心を持ち、無理のない範囲で関わっていくことが大切なのだと思いました。

参考文献:すみません、金利ってなんですか? 小林義崇著 サンマーク出版

川崎事務所 
関口陸

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