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【Report】国際事業部の欧州クライアント表敬訪問についてのレポートを掲載いたしました。

欧州クライアント表敬訪問とパリの休日

11月後半に欧州(ロンドン・アイルランド・スイス)のクライアントの皆様に表敬訪問し
英国会計事務所のグリーンバックアランLLPにて出版ミーティングを行いましたのでその様子をお伝えします。

1日目 アイルランド・シャノン

アイルランド シャノン空港

とても長閑な街ですが、多数の航空機産業の関連会社があるためニューヨーク直行便が3社も就航していました。
クライアントである米国のクラウド向けソフト開発のファイナンシャル部門がここシャノンにあります。
これまでアイルランドはAmazon、GE、Googleなど米国多国籍企業の税務戦略拠点でしたが、
トランプ政権の政策でその立ち位置(役割や存在意義)も変わってきそうです。

2日目 英国・ロンドン

ロンドンのクライアントは株主向けの企業統治を専門とする投資助言会社です。
日本でも大手資産運用会社と共同でファンドを運営しています。
さすが金融立国、EU脱退後の動向にも要注目です。
ロンドンは景気が良さそうだ。窓の外にはまたしてもGoogleが…。

3日目・4日目 フランス・パリ

休日は独りで気ままにパリ散策を。
2時間歩いて向かったエッフェル塔は安全上の理由で閉鎖? 凱旋門で「黄色ジャケット」デモに遭遇。
あちこちで治安部隊と衝突が起きていて催涙弾が鼻を突き、空き缶が飛んでくる。
シャンゼリゼ通りでもクルマが炎上中で、鎮圧に出動した放水車からデモ隊と一緒に走って逃げる! なんて思いがけない体験。
パリの街並みは美しくかつエキサイティングでした。

5日目 スイス・チューリッヒ

自動車保険のコマーシャルで聞き覚えのある名前の街並みは、メルヘン、テーマパークのよう。
19世紀後半に農業機械製造からスタートしたクライアントは、エレベーターをはじめ、
主に油圧機械部品を製造する多国籍企業です。
工場見学では10代の若者が実地勤務しており、様々な企業で学び経験を積んで復学もしくは進学するとのこと。
法的な義務ではないそうですが、一民間企業がコストを負担して早くから次世代の高度人材を育成に力を入れています。
こういった意識の高さが職にあぶれる若者を減らし、小国でありながらも工業強国たる秘訣ではないでしょうか。(ドイツほか先進国に囲まれている地の利もあると思いますけど…。)

6日目 英国・ロンドン

タワーブリッジに程近い会計事務所にて出版(共同執筆)のミーティングに参加しました。
日本企業の現地法人向けのサービスに特化することで評判を得て、
かつて30%程度であった日系企業の割合は今や60%~70%にのぼり、
4大会計グループに次ぐクライアントを抱えているそうです。
日本人(もしくは日本語が話せる)スタッフを数多く揃えて業容を拡大されています。
昼食会ではロンドンでの暮らしや異国での仕事について雑談で盛り上がりました。

初ヨーロッパのドタバタ出張でしたが、実際に足を運んでみて、
これまで主にメールだけでコミュニケーションしていた皆様に直にお会いできたことは貴重な体験となりました。
ご多忙のなか歓待していただいた皆様に改めて感謝を申し上げます。

最後に、現地滞在及び各社訪問に際してお手配だけでなく、
エスコートまでしていただきましたニューヨーク斎藤会計事務所の皆様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

日本橋事務所(国際事業部) 弘中孝一

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