ラグビーワールドカップに見る経済効果

ラグビーワールドカップ2019が開催されています。
日本代表の活躍と共に気になるのが、日本への経済効果がどのくらいになるのかというところだと思います。

日本代表の活躍としては、前回大会で南アフリカに勝利したことが話題となりました。
今大会はアジア史上初となる日本での開催という事と、オリンピックとは異なり大会が日本各地で行われるため、地方活性化のチャンスとして大きな期待が集まっています。

今大会の経済波及効果の予測は、4,372億円にも上るとされています。
また、大会期間中の訪日外国人の消費支出も1,057億円と予測されています。

各開催地では、インバウンド対策が重要になってきます。
その理由は、インバウンド対策不足が機会損失につながるからです。
開催都市の一つとなっている福岡県・福岡市では、スポーツの国際大会開催実績が多く、ボランティアの土壌が強いことと、インバウンド誘致に向けて官民で連携をとっていくというような対策を行っています。
さらには、ラグビーファンはビールの消費量がサッカーの試合などに比べると平均で6倍以上になると言われています。地ビールなどのPRやビールの在庫を増やしておくべきと言えます。

さらに、最近ではインターネットの発達により、現地製品の購入はECなどで簡単に行われるようになったことで従来の「モノ消費」から、そこでしか体験することが出来ない現地体験を重視するという人「コト消費」が多くなってきているようです。

民泊も含めた宿泊サービス、スポーツ中継ができる多言語対応の飲食店、日本食文化を体験できるレストランなどの整備をしていかなければ、せっかく日本を訪れてくれた外国人は満足してくれませんし、お金も使ってはくれません。

来年に迫る東京オリンピックを前に、日本の「おもてなしの精神」が試されているのかもしれません。

参考:ラグビーワールドカップ2019組織委員会
    https://www.rugbyworldcup.com/news/321850

   訪日ラボ
   https://honichi.com/news/2019/08/16/rugbyworldcup/

コンパッソ税理士法人 千葉流山事務所
佐々木 龍太郎


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