会社を辞めずに副収入を得よう!今すぐ始められる副業2選
会社員を辞めずに、副収入を得る人が増えている
近年、副業への関心の高まりととともに、副業を始める人が増えています。総務省統計局が平成30年7月13日に公開した「平成29年就業構造基本調査」によると、会社を辞めずに副業をしている人の割合は全体の4.0%で、正規の職員・従業員、非正規の職員・従業員とともに増加傾向にあります。
ハードルが高いように感じられる副業ですが、気軽に始められる仕事もたくさんあります。低リスク、低資金で始められる副業にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは、多忙な会社員でも始めやすい副業についてみていきます。
スマホがあれば始められる「クラウドソーシングサービス」
インターネットにつながる環境さえあれば、スマホ1台から始められる仕事に「クラウドソーシングサービス」があります。
クラウドソーシングサイト「CrowdWorks」のホームページによると、クラウドソーシングは、群衆(クラウド)+発注(ソーシング)の造語で、発注者と受注者がインターネット上でつながることで、仕事を頼むことや、受けることができます。
副業を希望する人は、いつでも求人情報を閲覧可能で、やりたい仕事を自分で選んで、好きな時間に、好きな場所で仕事をすることができます。発注者にとっても、場所に制限されずに全国から最適な人材を探せる、たくさんの仕事を一度に発注できるなどのメリットがあります。
「CrowdWorks」は人気が高いクラウドソーシングサイトの1つで、スマートフォンアプリの開発、Webデザイン、翻訳、写真撮影など、さまざまな分野の仕事を200種以上類用意しています。ライティングやデータ収集など、資格や経験のない人でも受注しやすい仕事もあります。
日本最大級のクラウドソーシングサイト「Lancers」は、2008年12月にサービスがスタートした比較的歴史の長いサイトです。依頼数No.1を売りにしており、ライティングやデザインなどのエンジニア案件や、ビジネスマンとしての経験や知識が生かせるセールス、コンサルなど、幅広いジャンルの仕事があります。
「Bizseek」はシステム手数料最安値が売りのクラウドソーシングサイトです。SNSアプリの開発や、ロゴやキャラクターのデザイン、データ入力、アンケートなど、受注可能な仕事は多岐にわたります。
会社を辞めずにできる「週末起業」
「週末起業」とは会社を辞めずに起業をすることで、経営コンサルタントの藤井孝一氏によって名付けられました。会社からの安定した収入を確保しながら起業することができるので、低リスクなのが特長です。
週末起業実践会のホームページでは、週末起業家として活躍している人の事例が紹介されています。印刷会社に勤務している樺木宏氏は、初期投資0円で、プレスコンサルティングをスタートさせました。自ら構築した出版人脈を生かして、新人発掘に特化した出版プロデュースで成功しています。
メディアプランニングの仕事をしながら、週末ソプラノ歌手として活躍している人もいます。北村美緒氏は会社勤務と、年5回から6回程度の歌手活動を両立しています。サラリーマンの給料を黒字事業とし、歌手しての事業のレベル上げを図っています。
その他にも、週末起業でスピリチュアルカウンセラーとして活躍している人、コーチングスクールを主宰している人などの事例が紹介されています。関心のある人は週末起業実践会のホームページをチェックしてみると良いでしょう。
副業を始めたら所得税と住民税を納めよう
副業を始めたら、原則として所得税と住民税を納める必要があります。
会社勤務の場合は、年末調整によって税額が確定し、納税まで完了しますが、2ヶ所以上から給与の支払いを受けている人は自分で確定申告をしなければいけません。所得税について国税庁のホームページを、住民税については住んでいる自治体のホームページを確認すると良いでしょう。
まとめ
今回紹介した「クラウドソーシングサービス」と「週末起業」は、初期投資0円でスタートしやすい副業です。特に「クラウドソーシングサービス」はインターネットにつながる環境さえあればすぐに始められるので、副業初心者にオススメです。
副業は、会社員としての知識や経験を生かすこともできますし、やりたいと思っていた夢を低リスクで実現することもできます。自分に合った働き方を確立し、本業と副業を両立させてみてはいかがでしょうか。
(画像はphoto ACより)