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短いスピーチのすすめ

 この度の東日本大震災にて被災された皆様に心よりお見舞いを申しあげます。1日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。

みなさんは、結婚式や演説会などで、とても長く、しかも何を伝えたいのかわからないスピーチを聞いた経験はありますか?
伝える側が思っている以上に、聞き手側には伝わっていないものです。

スピーチの技術はいくつかありますが、その中でも重要な1つが、「スピーチの短さ」と言われています。
聞き手側からすると、「短くて、言いたいことが明確」なスピーチほど、心に残ります。

イギリスの歴代首相ロイド・ジョージは、「3分で話せないことは1時間かけても相手に分かってもらえない」と言ったそうです。
縄は長いほど良い、スピーチは短いほど良い」というロシアの諺もあるそうです。

アメリカ第9代大統領就任式で権力の座を手にしたウィリアム・ハリソンは、よほど嬉しかったのか、68歳の高齢にもかかわらず、雪が舞い、北風が吹きすさぶ悪天候の中でコートも着ずに、2時間近くも就任演説を行いました。
案の定、翌日からひどい風邪をひいて病床に倒れ、一度も執務することなく、一か月後には肺炎で亡くなったそうです。

「在任期間は最短で、就任演説は最長」という記録をホワイトハウスに記したハリソンの不運は、「長広舌は身を滅ぼす」教訓となったという逸話もあります。

しかし、「短くて、言いたいことが明確」なスピーチはとても難しく、なかなか簡単にはマスターできない技術です。

雄弁家で知られるアメリカ第28代大統領ウッドロウ・ウィルソンは、

1時間の演説なら即座に出来る。
 20分のものは2時間の準備が必要だ。
 5分だと一晩構想を練らねばならない。

(一説には、5分だと2週間掛かると言われています)

と言ったそうです。
いかに、「短くて、言いたいことが明確」なスピーチが難しいかが窺えます。

とかく色々と詰め込んで話をしてしまいがちですが、「短くて、言いたいことが明確」になることを意識して、スピーチされてはいかがでしょうか?

渋谷事務所 三上吉昭

 

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