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家計調査について

毎日寒い日が続きますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか? 実は私、全国で9,000世帯の中の1世帯に選ばれてしまったのです。何の話?と思いますよね。家計調査です。この結果が今話題の消費税率の問題にも影響を与えるそうです。知らなかったことばかりなので、家計調査の仕組みをご紹介したいと思います。

家計調査とは?
家計調査は、国民生活における家計収支の実態を把握して、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供するために、総務省統計局が毎月実施している統計調査です。
学生の単身世帯等を除く全国の世帯の中から無作為に選定された調査世帯が、6か月間(単身世帯は3か月間)毎日のすべての収入と支出を家計簿に記入します。

家計調査から分かること
家計調査の結果によって分かるものは主に下記の内容です。
   ・世帯の得た収入がどのようなものにいくら支出されたか
   ・その支出の仕方が収入、世帯人員、年齢、職業など世帯の属性によってどのように異なっているか
   ・景気動向の重要な要素である個人消費の動向の判断

調査世帯の選定方法
家計調査では、日本の世帯の平均的な傾向を把握するために、統計的な方法によって一部の地域を選定して調査し、全体を推計する方法(標本調査)を利用しています。

1.第1段階【グループ分け】
全国約1,800の市町村を人口規模などで168のグループに分け、そこから1市町ずつ、計168市町村を調査地域として選定します。

2.第2段階【さらに小さく分割】
選定した168の市町村をさらに細かく分割し、実際に調査を行う地域を選定します。調査員はその地域内の居住しているすべての世帯の名簿を作成します。

3.第3段階【抽出 全国で約9000世帯】
都道府県がその名簿から乱数表によって、調査世帯を選定します。乱数表は、どの世帯も均等に選定されるように工夫されており、ちょうど全国の縮図が出来上がるようになっています。

調査の流れ
STEP1 : 知事が任命した調査員が調査世帯に家計簿の記入のお願いに伺います。
STEP2 : 家計簿は毎日記入をお願いします。
STEP3 : 調査員が半月ごとに家計簿を受け取りに伺い、都道府県へ送ります。
STEP4 : 都道府県が調査票の整理等を行います。
STEP5 : 集められた家計簿は、都道府県から総務省統計局に送られます。
STEP6 : 総務省統計局に送られた家計簿は厳重な管理のもと、内容調査が行われ、品目別の符号がつけられ、パソコンに入力されます。
STEP7 : コンピュータによって迅速に集計され、様々な統計表が出来上がります。
STEP8 : 調査結果は、インターネット・テレビ・ラジオ・新聞等を通じて発表されるほか、報告書として印刷され、官庁、都道府県庁、図書館などに広く配賦
        されます。

家計調査の利用状況
調査の結果は、経済政策の基礎資料、需要予測、給与ベース算定、国民経済計算、消費者物価指数のウェイトの算定など、幅広く算定されています。
調査の結果は、政府だけでなく民間の会社や研究所あるいは労働組合などで広く利用されています。その際、発表された数字がそのまま利用される場合もありますし、いろいろな加工や分析がなされて使われる場合もあります。
また、家計調査の結果は月、年別帳に発表されます。毎月の結果は、主要な数値についてその動向を早期に利用することが中心となり、年平均結果等は世帯属性別結果等の詳細な分析に利用されます。このほか、月別結果を四半期ごとにまとめて利用することもあります。

毎日の収入や支出を記録することは大変ですが、そのデータがいろいろな場所やシーンで活用されます。もしあなたがその世帯になったら、是非参加してみてください。

出典:総務省統計局

渋谷事務所 堀田美枝子

 

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