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中小企業の社員教育研修費

少し古い話になってしまいますが、小泉元首相の所信表明演説で有名になった「米百俵の精神」という言葉があります。もう一度思い出してみましょう。

河井継之助が率いた北越戦争で敗れた長岡藩は、7万4千石から2万4千石に減知され、実収にして6割を失って財政が窮乏し、藩士たちはその日の食にも苦慮する状態でした。このため窮状を見かねた長岡藩の支藩三根山藩から百俵の米が贈られることとなりました。
藩士たちは、これで生活が少しでも楽になると喜んだが、藩の大参事小林虎三郎は、贈られた米を藩士に分け与えず、売却の上、学校設立の費用とすることを決定します。藩士たちはこの通達に驚き反発して虎三郎のもとへと押しかけ抗議しますが、それに対し虎三郎は「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と諭し、自らの政策を押しきりました。

以上のような考えは、現代の企業経営にも当てはまるのではないでしょうか。
依然として大半の中小企業の経営は大変厳しい状況にあると思います。好不況は別としても教育研修費を捻出して人材を育てていかなくては、将来の継続的な成長は見込めないのではないでしょうか。
よく決算期間近に「今年は利益が出ているから新しい○○○を購入しよう」などとお考えの経営者もいらっしゃいます。これは経営資源の一つである「モノ」に対する投資と言えますが、経費全体の割合からみて教育研修費の比率が少なくありませんか?
少し視点を変えて「ヒト」に対する投資もご検討されてみてはいかがでしょうか。

出典:長岡市HP

千葉流山事務所 千葉公一

 

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