SIMロック解除とスマホ代の削減

日々、会社の数字をみていると気づくことがあります。「通信費」の勘定科目の数字が高いなぁと感じます。また、ご高齢の方と話すとき「スマホ」は高いからとっつきにくいとの言葉を頂くことがあります。この通信費、ほとんどの方があきらめているかもしれませんが、使い方次第では削減できるかもしれません。これは昨年総務省が発表した「SIMロック解除の義務化」と深い関係があります。

SIMとは?
新聞やメディアなどで「SIMロック解除の義務化」が騒がれています。そもそもSIMとは何でしょうか? これはスマートフォンに内蔵されているICチップカードのことです。この小さなカードによって、私たちが所有しているスマートフォンは、通話やインターネットなどの通信サービスを受けることができているのです。そしてSIMカードの販売元であるドコモ・au・ソフトバンクなど(以下「通信事業者」という)に通話代や通信代として支払いを行っています。

SIMロックの解除とは?
今まではスマートフォンに別の通信事業者のSIMカードを挿入しても通信サービスが受けられないようになっていました。例えばドコモショップで購入したスマートフォンには、ソフトバンクのSIMカードを使用して通信サービスを受けることができません。これを「SIMロック」といいます。このようにして、大手の通信事業者は収入が減らないようにしていました。
日本は「SIMロック」が行われていますが、海外の一部の国ではスマートフォンに対してどこの通信事業者のSIMカードを使用しても通信サービスが受けられるようになっているようです。このために日本では大手の通信事業者のみが顧客を囲い込み、通信事業が競争化されていないことが問題視されていました。総務省では2010年ごろに初めて解除の案が出ていたようですが、反発が多かったようです。しかし、通信事業の活発化を目指して2015年度にはSIMロック解除の義務化がされました。

スマホ代の削減との関係
さてようやく本題です。SIMロックが解除されるとどうなるのか。スマートフォンの通信代が安くなります。簡単にいうと、現在所有しているSIMカードを通信代が安い通信事業者のSIMカードに交換するのです。イオンやヨドバシカメラなどで販売されている「格安スマホ」にはこの安いSIMカードが使われているのです。これは安いSIMカードに安い端末を組み合わせています。今後は現在所有しているスマートフォンにこの安いSIMカードを挿入すれば、通信事業者に支払う通信代が半額ほどに削減されるかもしれません。

最近は、安いSIMカードを提供する業者が増えております。各社ともサービス内容が異なりますので、検討されたうえで契約することをおすすめします。
コンパッソ税理士法人では、関与先企業への月次巡回監査を前提に、税務はもちろんのこと、会計についてのアドバイスやお悩みについてもご対応いたします。ささいな相談にも応じておりますので是非一度事務所へ足を運んでみませんか。

渋谷事務所 綿引昭光

 

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