電子申告で行う所得税の確定申告

今回は電子申告の概要やメリットについてご説明します。

「3月15日」と聞くと、多くの方は確定申告の期限を思い浮かべると思います。今回は所得税の確定申告を、申告用紙ではなくパソコンで行う「電子申告」をご案内致します。

電子申告とは
電子申告」とは、これまで主に書面で提出していた国税、地方税の申告等を、インターネットを利用して行います。国税は「e-Tax(イータックス)」、地方税は「eLTAX(エルタックス)」というシステムを利用します。申告だけではなく各種の届出、申請の手続きも行え、またネットバンキングやATMを利用した電子納税に連動することも可能です。
インターネットを経由するデータは、SSLという全世界で標準的に利用されている方式で暗号化され、セキュリティ対策が行われています。

所得税確定申告を、自分で電子申告するには
インターネットに接続できるパソコンICカードリーダライタ、及び申告する人(納税者)の電子証明書が必要です。
申告に必要なソフトウエアは、e-Taxホームページから無料で取得できます。また、ヘルプデスクで問い合わせへの対応も行われています。
電子証明書には幾つかの種類がありますが、住民基本台帳カードに登録する公的個人認証サービスの電子証明書を利用するのが一般的です。市区町村で発行しており、発行手数料はカードと電子証明書の両方で1,000円程度、多くの場合は即日発行されます。
尚、電子申告を代行している税理士に依頼する場合は、自分の電子証明書は取得しなくても電子申告が可能です。

所得税の確定申告を電子申告で行うメリット
1.添付種類の提出が省略可能
給与所得や年金の源泉徴収票、医療費の領収書等、20種類の第三者作成書類については、提出を省略することができます。但し、5年間は保管し、税務署から求められた場合は提示等を行う必要があります。

2.税金が早く戻る
還付申告は税金の還付までの期間が、申告後3週間程度に短縮されています。

3.申告は24時間受付
所得税の申告時期である、平成24年1月16日(月)から3月15日(木)までは、原則として24時間e-Taxの利用が可能です。混雑している税務署に行く、または郵送する手間が省けます。

4.電子証明書等特別控除
電子証明書で電子署名して申告すれば、4,000円の税額控除が受けられます(過去にこの控除を受けていない場合、今年3月が申告期限の平成23年分所得税について)。

コンパッソでは
コンパッソ税理士法人では、電子申告の導入初年度より積極的に取り組み、現在では年間約2万件の電子申告等を行っています(因みに、平成21年度、22年度は全国第2位の実績でした)。電子申告だけではなく、税務上の判断が必要な内容についてのご相談他、幅広く対応していますので、遠慮無くお問い合わせ下さい。

なお、上記の内容は、平成24年1月10日時点の税法等によります。

参考:e-Taxホームページ
    eLTAXホームページ
    国税庁 確定申告特集ホームページ

川崎事務所 森芳雄

 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。