自賠責保険料が9年ぶりに引き下げ!

車、バイク等をお持ちの方には馴染みのある自賠責保険料ですが、自賠責保険審議会では今年の4月から全車種平均で6.9%基準料率を引き下げることを決定しました。自賠責保険料の引き下げ改定は実に9年ぶりだそうです。
これは最近の自動安全ブレーキなどの運転支援技術の普及や向上によって、事故が減ったことや保険収支が黒字傾向であることが今回の引き下げの一因となったようです。
反対に、2014年4月に消費税を引き上げたことによって影響するコスト上昇を考慮して、最終的に6.9%の引き下げ幅にとどまったとも言えます。また、こういった最新技術を搭載した車両が増加したことにより、事故率の低下等によって任意保険の保険料を決める基準も、14年ぶりに引き下げる方向に進んでいるようです。

もともと自賠責保険は加入が強制されているものですが、本来は「ノーロス・ノープロフィットの原則」(損失なし・利益なし)というものをベースに作られています。これは運営上必要なコストを除いて、利益も損失も出ないようにするという事です。そのため収支が改善していけば、自賠責保険料の引き下げが行われていくことになります。
補足として、この「ノーロス・ノープロフィットの原則」は、地震保険でも適用されています。

ここで視点を保険代理店側に移してみると、自賠責保険の代理店手数料が4月以降始期契約より現行の1件あたり1,646円から1,660円に改定されました。
通知等がされているとは思いますが、実務に携わる方は、収益に関わってくるものですので、今一度確認しておきましょう。

出展 BroadLeaf 「自動車損害賠償責任保険(自賠責)の代理店手数料改定について」
AllAbout マネー 「自賠責保険、2017年4月の料金改定動向」

千葉流山事務所 佐々木龍太郎