自動車にまつわる税金

私は、免許を取得した頃にアルバイトで貯めた小遣いで中古の軽自動車を購入してから、何度か自動車を購入してきました。自動車は、店頭で表示している価格には、税金や保険が含まれていないケースが多く、実際に見積書で提示された価格に「こんなに高いのか」と感じた方も多いのではないかと思います。
自動車には購入時にかかる税金のほか、毎年かかる税金、車検の時に毎回かかる税金など、様々な税金が課せられています。具体的には以下のものがあります。

消費税
自動車の購入時に、車両価格及び登録手数料(各種税金・保険を除く)に課されます。現在税率は8%、平成29年4月から10%へ引き上げることが予定されています。

自動車取得税
自動車の購入時に、車両価格に対して課されます。現在税率は、自家用乗用車が3%、自家用軽乗用車や営業用自動車が2%です。平成29年4月から自動車取得税の廃止が予定されています。

自動車重量税
自動車重量税は、自動車の購入時と車検時に、自動車の重量に応じて課税されます。自家用乗用車の場合0.5トンにつき4,100円×車検年数。ただし、登録後13年以上の場合0.5トンにつき5,400円×車検年数、登録後18年以上の場合0.5トンにつき6,300円×車検年数です。

自動車税
自動車税は排気量に応じて年税額が定められており、新車購入時に次の3月31日までの月数に応じて課されます。また、毎年、自動車の所有者(毎年4月1日時点の登録名義人)に課されます。ただし、中古で購入する場合には、新所有者が月数按分した金額を負担し、旧所有者(全額一旦負担する)に支払うのが一般的な慣習とされています。グリーン化税制により、排出ガスや燃費の性能に応じて、自動車税の税額が変わる場合があります。

上記の他、エコカー減税により、一定の環境性能に優れたクルマについては、自動車重量税、自動車取得税の優遇措置があります。

エコカー減税(自動車重量税・自動車取得税)の概要
1.適用期間
   自動車取得税(取得税) : 平成27年4月1日~平成29年3月31日
   自動車重量税(重量税) : 平成27年5月1日~平成29年4月30日

2.適用内容
   減税対象車について、適用期間中に新車新規登録等を行った場合に限り、特例措置が適用(1回限り)
   ※重量税について、「免税」が適用された後の初回継続検査等(2回目車検)についても「免税」が適用
   ※重量税について、平成27年度税制改正により減税対象外となるもののうち、平成27年度燃費基準達成車においては、適用期間中に新車新規登録等を
    行った場合に限り、本則税率が適用(1回限り)

それでは、自家用乗用車を税務上の耐用年数とされる6年間使用したら、いったいいくらの税金がかかるのでしょうか?
例 1500CCクラス車両価格180万円の自家用乗用車(エコカー減税対象外)を購入した場合
 購入時 消費税       144,000円
       自動車取得税  54,000円
       自動車重量税  36,900円
       自動車税     34,500円
 車検時 自動車重量税  24,600円 × 2回
 毎年  自動車税      34,500円 × 5回

となり、6年で491,100円の税金が課税されることとなります。
このように、6年の使用で、車両価格の約25~30%近くの税金が課税されています。これだけではなく、ガソリンの価格には、揮発油税(通称ガソリン税)、石油税、そして消費税が含まれており、ガソリンの価格のほぼ半分は税金なのです。

これらの自動車に関連する諸税は、道路特定財源といって、国や地方の道路整備のために充てられるものとされています。自動車ユーザーはこんなに多くの税金を負担しているのですから、渋滞解消、事故防止対策などの交通整備に大いに役立てていただきたいものです。

出典:国土交通省HP
    一般社団法人日本自動車工業会HP

横浜青葉事務所 青木誠

 

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