税金の使い道をご存知ですか?

 商品を購入すると消費税。収入を得ると所得税。そのほか、住民税、固定資産税、自動車税…などと、私たちが生活するうえで様々な場面で発生する「税金」ですが、この税金というものは一体どのように利用されているのでしょうか?
 公共サービスに使われているということはご承知かと思いますが、具体的に何に使われているのかと聞かれるとよくわからない方が多いかと思います。
 そこで、私たちが納めている税金の使われ方について簡単にまとめてみました。

 まず始めに税金は使い道が特定されておらず一般的な財政支出を賄うために徴収される「普通税」と、特定の支出に充てる目的で徴収される「目的税」とに分けられます。

 目的税の主な税目として、鉱泉源の保護管理及び観光の振興や観光施設の整備に要する入湯税、発電施設の設置促進、電気の供給の円滑化などを目的として徴収される電源開発促進税、鳥獣の保護及び狩猟に関する行政の実施に要する狩猟税などが挙げられます。

 これに対して普通税は、所得税や法人税、消費税など目的税以外の税金すべてが対象税目となります。普通税の主な用途として、私たちが安心して生活する上で必要となる「医療」「年金」「介護」「福祉」などのサービスに利用される社会保障関係費が最も多くなっております。

 我が国の収入は(平成29年度当初予算)総額97兆4,547億円で、そのうち税収は57兆7,120億円となっており全体の約6割を占めていることになります。
 しかし、国は社会保障や教育費、都道府県や市区町村の財政の補填などを、国民から集めた税金だけでは賄えず、残りの4割は「公債金」という借りたお金で補っております。この公債金は年々増加しており、平成29年度では返済しなければならないお金がなんと約865兆円になると見込まれているようです。

 近年では少子・高齢社会が進んでいる為、お互いが支えあっていくことを今まで以上に心掛け、1人1人が税金についてしっかり考えていくことが必要となりますね。

出典:我が国の税制事情 ? 財務省 ・ 税の学習コーナー ? 国税庁ホームページ

千葉流山事務所 小川 裕太