
意外と多い?税に関するコンクール
2014年の今年の漢字では「税」が選ばれました。消費税が8%へ増税され、2017年の4月には10%に増税されます。「政府が10%への増税時に、食品等への軽減税率の導入を検討している」や「ふるさと納税の返礼品の過熱」といったニュースをみると、今後もさらに税について関心が高まっていくと思います。 そこで今回は、「税金」をテーマとしたコンクールについてご紹介させていただきます。
<税金川柳編>
川柳の一般公募コンクールといえば、第一生命保険株式会社が行う「サラリーマン川柳」ではないでしょうか。税に関する川柳のコンクールも数多く行われていますが、その中で「なるほど、面白いな」と思った一例をご紹介します。
■湯船にて 娘と復習 八の段
(出典:第六回税金川柳選考結果発表、税金・会計川柳、株式会社税研情報センター)
■「税」の字は いつも払いで 注意され
(出典:2014税金川柳優秀作品、武蔵府中法人会)
■飛び出した 村へふるさと 納税し
(出典:一般部門百選、税をテーマとした川柳コンクール、公益社団法人板橋法人会)
<税の作文編>
中学生・高校生を対象として、国税庁と全国納税貯蓄組合会が昭和42年から行っているコンクールです。そういえば、私が中学生の時にも夏休み中の選択課題としてあったような気がします。入選作文を読んでみると、中学生・高校生でよくこれほど税について考えているなと思う作品が多くありました。
以上、税に関するコンクールのご紹介でした。この他にも色々とありますので、応募してみるのも面白いかもしれませんね。
ちなみに、コンクール等で入選し賞金等をもらった場合やふるさと納税の返礼品は、通常、一時所得に該当し、所得税の対象になりますので注意が必要です。
出典:国税庁HP
株式会社税研情報センター
一般社団法人武蔵府中法人会
公益社団法人板橋法人会