屋形船を利用した場合の接待飲食費の取扱いについて

今までも、交際費課税に係る接待飲食費の50%損金算入規定に関して記載させていただいておりますが、今回は屋形船による接待がどのようになるのか、確認していきたいと思います。

接待飲食費は、国税庁の『接待飲食費に関するFAQ』において、以下の5つが挙げられています。
    1.得意先等を接待するための「飲食代」
    2.飲食等のためのテーブルチャージ料など
    3.飲食等に係る会場費
    4.得意先等への差入れ「弁当代」
    5.接待した飲食店頭での提供の「お土産代」

ゴルフや観劇、旅行などの催事に際しての飲食等に要する費用は一部を除き、接待飲食費には該当しないと考えられております。カラオケボックスやキャバクラ、スナック等での接待については主たる目的が飲食の接待であれば飲食費に該当し、ホステスとの歓談であったりすれば飲食費に該当しないことになります。
同様に屋形船での接待については、船上からの景色を楽しむものではありますが、主たる目的は船内で飲食することになることが多いと思われます。このように、船内で食事をすることが目的であれば接待飲食費とされます。
しかし、接待した日が花火大会の日などイベントの開催日である場合には、船上から花火大会を楽しむことが主たる目的となることが考えられるため、主たる目的を適正に判断する必要があります。

このように、接待飲食費に該当するか否かの判断が複雑なケースもあります。ご不明な点がございましたらコンパッソ税理士法人までご連絡ください。

出典:税務通信 NO.3326

渋谷事務所 大村直也

 

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