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ライン自作スタンプの販売収入が入ったら・・・

通話とメールのコミュニケーションアプリ「LINE」、使っていますか? スタンプキャラクターがアニメ化されるなど大変な人気ですね。
そんなLINEから発表されたのが、ラインスタンプを制作・販売できるプラットホーム「LINE Creators Market」です。自作のオリジナルスタンプをここに登録しLINEの審査に通れば、誰でも、1セット(1セット=40スタンプ)100円で販売できるようになりました。

「たったの100円?」と侮ってはいけません。LINE株式会社のホームページ、2014年8月20日のニュースリリースによりますと、サービスを開始した5/8~8/7までの3カ月の実績で、販売金額上位のスタンプ平均販売額は、10位までが2,230万円、30位までが1,290万円、100位までが650万円、200位までが410万円となっており、思いもかけず、臨時収入を手にされた方がいらっしゃるようです。

さて、この臨時収入、このまま放っておいていいのでしょうか? 確定申告する必要はあるでしょうか?

ケース サラリーマンAさんの場合
Aさんは、息子さんをキャラクター化したオリジナルスタンプを作成、ラインウェブストアで公開したところ、450万円を売り上げる大ヒットとなりました。売上450万円のうち、半分の225万円がAさんへの分配金で、ここから源泉所得税や手数料を控除した残額が口座に振り込まれました。その年のAさんの収入は、給与(年収600万円)と、ラインスタンプの販売収入225万円だけでした。

Q:Aさんは、確定申告をする必要があるでしょうか。
A:確定申告が必要です。
    Aさんは給与所得者ですので、例年であれば、年末調整によって所得税額は確定し、申告の必要はありませんでした。
    ただし、この年に限っては、1月1日~12月31日までの一年間で、225万円の臨時収入がありましたので、
    「1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人」に該当し、
    確定申告が必要となります(確定申告不要の場合であっても、住民税の申告が必要な場合もありますのでご注意ください)。

Q:Aさんのラインスタンプ収入は何所得でしょうか。
A:雑所得に該当します。
    Aさんのラインスタンプの販売は、「営利を目的として継続的に営まれる業務」ではありませんので、事業所得ではなく雑所得に該当します。
    必要経費(スタンプ作成ソフトの購入代金など)があれば、収入から差し引くことは出来ますが、「収入-必要経費」がマイナスになったとしても、
    他の所得との損益通算はできません。

このように、給与以外の所得がある場合は、例え源泉徴収されていたとしても、所得税額を確定するために申告しなければならない場合があります。無申告のまま放っておくと、ペナルティ(加算税)が課される事態もゼロではありません。ご注意下さい。
上記の例は、一般的なケースについての回答例です。個々人の状況によっては上記の例に該当しないこともあります。申告でお困りのことがあれば、コンパッソ税理士法人までお気軽にお問合せ下さい。

横浜青葉事務所 渡邉公美子

 

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