やめるべきか続けるべきか~たばこ税のはなし~

「この1本で最後にしよう!」
そう思いながら、次の1本を吸ってしまう・・・。
やめたいと思ってもなかなかやめることの出来ないたばこ。今回はそんなたばこの税金についてお話をしたいと思います。

たばこの価格には4種類の税金が含まれています。たばこ1箱の値段が410円だとすると内訳はこのようになります。
1.たばこ税(国税)  : 106.04円
2.たばこ税(地方税) : 122.44円
3.たばこ特別税    : 16.40円
4.消費税        : 19.52円     合計 264.40円

計算すると、たばこ1箱の値段の64.5%が税金ということになります。

2010年度の国税収入は約42.3兆円で、そのうちたばこ税(国税)とたばこ特別税の収入が約1.1兆円(約2.5%)。これは相続税の約1.2兆円に次ぐ税収です。
同年度の地方税収入が約35.8兆円で、そのうちたばこ税(地方税)の収入が約1兆円(約2.9%)。これは都市計画税の約1.2兆円に次ぐ税収です。

ちなみに、たばこ1箱の税金が264.4円なので、たばこを1日1箱吸う人は・・・
264.40×365日=96,506円
の税金を1年間で納めていることになります。
これは、給与収入が約355万円(所得控除は基礎控除38万円のみとする)の方の所得税額に相当する税額です。たばこを吸われる方は、もう1人分の所得税を納めていると言ってもいいでしょう。

なるほど、「俺たちは国に貢献している!」と言って、たばこを吸い続けることを正論化している方々の言葉も頷けるところです。
その一方で、増加傾向にある医療費支出(2011年度は37.8兆円と過去最高を更新)の一因になっているとの指摘をする方々の言葉も見逃せません。

ひとときの安らぎを与えてくれるたばこ。
吸う人、吸わない人どちらの健康にも害を及ぼす可能性のあるたばこ。
やめるべきか続けるべきか・・・
誰の健康にも害を及ぼすことのないたばこの誕生を待ち望むことにしましょう!

出典:日本たばこ産業株式会社HP「たばこ税のしくみ」
    総務省HP

千葉流山事務所 和田義史

 

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