社会福祉法人におけるクレジットカードの取り扱い

社会福祉法人の指導監査で、クレジットカードについて次のような指導がありました。

法人クレジットカードは、利用規程を作成の上、適切に使用すること
利用する際に会計責任者が事前承認したことが分かる書類を作成すること

社会福祉法人におけるクレジットカードについて、モデル経理規程に記載されているわけでもなく、明確な通知が出ているわけでもありませんが、指導監査事項として記載されている自治体があります。利用規程の作成と管理簿が必要ということです。不正防止の観点ですね。

ところで、クレジットカードとは、何でしょうか。
クレジット(英語:Credit )とは信用、掛けを意味し、クレジットカード(英語:Credit card) とは、 商品を購入する際の決済(支払)手段の一つで、企業からの信用の上に発行されているカードです。

さらに日本では、国際ブランド付きと国際ブランドの付いていないものに分かれます。
国際ブランドとは、VISA、MasterCard、JCB 等、加盟店であれば世界中で使用出来るカードです。因みに、JCBは日本発の国際ブランドだそうです。
国際ブランドの付いていないカードは、日本では、ハウスカードと分類されます。ハウスカードとは、自社グループのみで使用出来る企業独自のクレジットカードで、代表例は、ガソリンスタンドのクレジットカードです。このクレジットカードを使用してガソリンを給油するとガソリン値引きを受けられる、などというものです。当然、○○日締め○○日払いといった具合の後払い、ツケ払いの信用取引ですのでクレジットカードに該当します。

国際ブランドの付いているものも国際ブランドの付いていないものもクレジットカードに該当します。カードに「VISA」「MasterCard」と付いていないから、単なる会員カードと思っていませんか?

社会福祉法人がガソリンスタンドのクレジットカードを使用しているケースが多く見受けられます。あなたの法人はクレジットカードを所有していますか? 利用規程と管理簿の整備は出来ていますか?
誰でも使えるクレジットカードは、管理を徹底し、内部牽制体制を十分にする必要があります。

横浜青葉事務所 佐々木友美

 

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