「相続空き家」の活用例

親から相続した実家。でも子はそれぞれマイホームを持ち、実家に住むことは難しい。

そのような状態の場合、いくつか方法がありますが、今「シェアハウス」という活用方法が注目を浴びています。今回は、その「シェアハウス」の活用例についてご紹介します。

シェアハウス」とは、一つの家を複数の人と共有して暮らすことを言います。
キッチンやリビング、シャワーなどは住人全員で共有し、部屋は一人ずつ個室を利用する仕組みが一般的です。

この「シェアハウス」という形で相続物件を活用する人が年々増加しているそうで、「シェアハウス」物件を紹介するサイトでは、ここ4年程で登録物件が3倍以上に増えたとのことです。

なぜ近年増加しているのでしょうか?
一番の理由は、思い出のある家を取り壊さずに済んだことではないでしょうか。
今は離れて暮らしているとはいえ、思い出のある家が無くなってしまうのは、やはり寂しいものです。

2つ目の理由としては、貸し出すために改修・改装した費用を、早く回収できる見込みが高めだということだそうです。

上記はあくまでも一例ですので、この限りではありません。部屋数や家の構造、立地によっては戸建て貸しが向いているケースもあると思いますが、貸しやすさという点で考えると、単身者向けのシャアハウス形式が相対的に分があるのではと感じます。
空室率が低くなれば、その分回収が早くなりますので、金銭的なメリットも多くなります。

そして3つ目の理由として、オーナーとして定期的にシェアハウスに顔を出すことによって、入居者との方とコミュニケーションを図ることができ、良好な関係を築ける点ではないでしょうか。更に、このようなコミュニケーションが楽しみや生きがいなり、充実した人生を過ごすことに繋がることも考えられます。

このように「シェアハウス」は、今後の相続空き家対策の一つとして活用できると思いますが、いくつかの注意点もあります。
・採算の取れる立地かどうか
・魅力ある物件かどうか
・オーナーとしての役割をこなせるかどうか

などです。

家を相続する場合、事前対策として上記「シャアハウス」も含め、いくつか方法があります。
相続のご相談は、お気軽にコンパッソまでご連絡下さい。

出典:日経ビジネス2012.6.25

渋谷事務所 三上吉昭

 

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