カプセル内視鏡大腸がん検査 平成26年1月から保険適用

カプセル型内視鏡を飲んで大腸がんを探す検査が、平成26年1月から公的医療保険の対象になりました。
そこで今回は、カプセル内視鏡大腸がん検査についてご紹介します。

カプセル内視鏡大腸がん検査とは?
大腸がんは、がんの死亡率上位ですが、いわゆる下部内視鏡は「恥ずかしい」などの理由から受診率が低く、早期発見に至らないケースが多くみられました。この検査は、2台の小型カメラとLEDライトを搭載した長さ3.1㎝・直径1.1㎝のカプセル型内視鏡を飲み、受診者が肩から提げたレコーダーに1秒間に最大35枚の画像データを送信します。カプセル自体は、数時間後に便として排泄されます。

メリット
肛門から細長い管を入れる従来の内視鏡検査に比べ、精神的・肉体的負担がないことがメリットです。

デメリット
デメリットとしましては、従来の内視鏡と違い検査中に発見された病変をその場で治療できないことや、治験レベルではありますが病巣の見落としが6%程度あったようです。

費用
費用的には、カプセル代が83,100円と検査費用で、窓口負担割合3割ですと数万円で受診可能です。

小腸用カプセル内視鏡は平成19年に保険適用されていますが、大腸用は平成25年7月に国が製造販売を承認し、厚生労働省の中央社会保険医療協議会が平成25年11月6日に平成26年1月からの保険適用をスピード承認しました。
大腸がんは、早期発見の場合5年生存率が高く、リンパ節に転移しても70%ですが、遠隔転移が起こると5年生存率は25%とかなり下がってしまします。がんは、早期発見・早期治療が大切だといわれておりますが、なかでも大腸がんの早期発見は大切です。
大腸がんは末期になると腸閉塞を誘発し、非常に苦しい状態になってしまいます。発見精度等の問題は残りますが、一度受診してみてはいかがでしょうか。

川崎事務所 依知川功一

 

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