COOKPADの影響力を探る

みなさまは「クックパッド(COOKPAD)」をご存知でしょうか?
今や主婦やOLに絶大なる支持を得ている「レシピサイト」です。
今回は、「クックパッド」の影響力が今後の食マーケットにどう影響を及ぼしていくのか、探ってみたいと思います。

月間利用者が1500万人を超す「クックパッド」。今はレシピサイトの中では最大手です。
レシピの検索や投稿ができるサービスサイトですが、掲載されているレシピ数は約119万件もあり、メニューをどれにしたら良いか逆に迷ってしまうほどです。

利用者がオリジナルのレシピを掲載 → そのレシピを見た人が実際作ってみる → 美味しかったらレシピ投稿者に「美味しかった!」とコメントする → レシピを投稿した人はコメントを見て嬉しくなる

この連鎖が、月間利用者1500万人を超すマンモスサイトに成長した要因の一つだと思います。更に「クックパッド」がすごいのが、投稿されたオリジナルレシピを、「クックパッド」の社員が実際に試してみて、その結果をきちんとフィードバックしている点です。そのために、専用の立派なキッチンがあり、日々社員の方が料理をしているそうです。

さて「クックパッド」は更なる成長に向けて取り組みを始めています。その取り組みの1つをご紹介します。

食品スーパーとの連携
クックパッド」と食品スーパーの各会員IDを連携させて、お客様の買い物の動向を分析し、「クックパッド」と食品スーパーそれぞれで、サービスの開発や販促に活用する試みを始めました。
最近の食品スーパーは、ほぼ全てと言っていいほどPOSレジを導入しています。また、ポイントカードを導入している食品スーパーも多く、それらのデータから、誰が、いつ、何を購入したかを容易に分析できます。
クックパッド」はここに目を付け、食品スーパーと連携し、そのデータと「クックパッド」上の会員データと連動させ、新たなアプリを開発しました。

そのアプリは、利用者の冷蔵庫と(擬似的に)連動して、冷蔵庫に残った食材から、「クックパッド」の中から、レシピを検索できると言うものです。

日常的に料理する人にとって、献立をどうするか考えるのは、かなり大変な作業です。
この機能を利用することによって、献立のレパートリーも増え、献立を考える労力もかなり軽減されるのではないでしょうか?

まだ食品スーパー数社との取り組みとのことで、これが広がると、かなりおもしろい展開になるのではと思います。
個人的には、多くのスーパーや百貨店などの小売店とデータ連動すれば、家計簿が簡単に作成できるなと思います。

食品メーカーとの連携も始めており、食に関わる多くの業種との繋がりが今後ますます増えていくのではないかと思います。
例えば個別宅配業の場合、冷蔵庫の中身がわかれば、事前に用意する食品がわかったり、嗜好を把握することで、新たな食材の提案もできるでしょう。特に独り暮らしの高齢者に対する個別宅配は、高齢者の生存確認という意味合いもあり、「クックパッド」と個別宅配業の連携は、必要になってくる気がします。

「食のインフラ」になることを目標としている「クックパッド」。今後の動向が楽しみです。

渋谷事務所 三上吉昭

 

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