20歳代社員とのコミュニケーションのとり方

20歳代社員のゆとり世代は、40歳代や50歳代から理解を得にくい世代と思われているようです。しかし、視点を変えれば現在の管理職世代(40歳代や50歳代)も若いころはアメリカナイズされた合理化世代と上司を悩ませていたのではないでしょうか。

若い世代の意識を今さら変えるのは不可能です。管理職世代が考え方を変え、若い世代と付き合うしかありません。では、ゆとり世代は、どのような特徴を持っているのでしょうか。よくいわれるのが、

   〇効率的に手っ取り早く成果を上げたがる⇒効率性が高い
   〇自主性に乏しく指示待ち型が多い⇒適正な指示で期待以上の成果が上がる
   〇仕事よりプライベート優先(飲み会には付き合わない)⇒飲みにケーション不要
   〇結果を急ぐ⇒効率のいい仕事ができる
   〇自分の成長につながることしか興味を持たない⇒専門性が高い
   〇打たれ弱い⇒打つ必要なし

などでしょう(⇒以降は逆に見た場合)。
この世代は、インターネット社会で成長した世代です。中堅世代が育った環境とは根本が違います。これらを頭から否定しては元も子もありません。

この世代のいいところは、興味を持ったことは徹底的に突き詰めること。PCゲームなど、何時間でもやっていられます。また、情報収集力があるため、指示が良ければ(上司が成長すれば)期待以上の結果を出します。

昔のように、20歳代は下積みで、30歳代で半人前、40歳過ぎて花開き良い思いができる時代ではありません。いいところを見極め、弱いところはわかりやすくフォローする。仕事は見て盗む時代ではないことを肝に銘じて、若い世代と接することで、仕事の効率化を図っていけるのではないでしょうか。そうでなければ、終身雇用が崩壊している現代、人集めの苦労は続くでしょう。

川崎事務所 依知川功一