魅力的な会社づくり

昨今、会社の規模や業種・体系を問わず、人手不足に悩んでいる経営者の声をテレビ番組や雑誌などで取り上げられることが多いかと思います。この問題は、会社の経営を大きく揺るがす事態となっており、仕事の依頼があっても人手不足で請け負うことができず、断らざるをえない状況に置かれているようです。それは取引先との関係に大きな影響を与えてしまうことでしょう。
人手不足を解消させられる唯一の打開策、それは人材確保の為に「魅力的な会社」を作ることです。「魅力」とは、人を惹きつけて夢中にさせる力を意味します。
下記は、電通パブリックリレーションズの企業広報戦略研究所による多種多様な調査・研究による「企業魅力度調査」から開発された企業魅力度モデルです。

 

「魅力」は三つの要素で構成されている。

①人的魅力
企業を構成する個人や事業活動を通じて周囲に感じさせる法人としての魅力
この三つの要素の中で一番大きいのは、人的魅力すなわち「経営者の魅力」ではないかと考えます。誠実さ、信用度に重点が置かれると思います。世のため、人のためという志が他者の志に火をつけ企業の成長につながっていくのではないでしょうか。そして付加価値が法人としての経営理念であり、ビジョンをしっかり伝えることで将来に夢の持てる法人だと感じてもらえるかどうかがポイントです。

②会社的魅力
優れた財務パフォーマンスとそれらを支える仕組みや取組みに関する魅力
財務的業績の良好な企業はそれだけで魅力を感じます。そこから企業としての安定性・収益性が読み取れると思います。また、予期せぬ不祥事や問題発生後の対応能力にも多くの目が向けられていることを認識する必要があります。そして、従業員をひとりの人間として尊重し、その能力を引き出すために、親身になってくれる上司や先輩との交流の場を設定することが有効で、仕事以外の面も含めて相談や指導する体制が確立しているか、退職金制度等の福利厚生の充実も従業員の定着を促すポイントです。

③商品的魅力
商品・サービスを通じて伝わる魅力
移り変わる環境変化に対応するためには、日々の改善とともに、自社の得意とするところと他社の動向を見極めながら一歩先へ目を向け、技術力向上、需要と供給のバランス(顧客が求めているものが何か)を考え、自社の方向性を決めていくことがポイントです。コストパフォーマンスや安全性、アフターサービス力も商品的魅力に大切な役割を担っています。

この三大要素を上手に活用し、人材が集まる「魅力的な会社」を作ってみませんか?

出典:電通パブリックリレーションズ 企業広報戦略研究所

 

千葉旭事務所 寺嶋 久美子

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