自社を語り尽しましょう!~事業性評価融資の話~

 最近よく耳にする事業性評価融資。なんだか、漢字が並ぶ言葉を口にするとインテリっぽくて格好いいなと思うのですが、そもそも意味が分からないのに口にすると逆に格好悪い・・・。そんなわけで、この事業性評価融資について話をしていきたいと思います。
 
事業性評価融資とは
 金融機関が事業内容やその事業が成長するかどうかを、融資の検討材料に加えることを言います。
従来の融資は、一般的に決算書などの財務データや保証・担保内容で融資の判断をしていました。したがって、将来性や成長性に期待の持てる事業があったとしても、現時点での財務内容が良くないと融資が受けにくい状態でした。それが近年、金融庁が、財務データや保証・担保に過度に依存するのではなく、事業内容を適切に評価した融資の促進を求めるようになりました。
 
 経営者が金融機関に求めていることは、業界や取引先の動向、会社や事業に対する理解であり、金利は二の次三の次という報告があります。
金融機関においても、少子高齢化や産業の空洞化などにより、資金需要が低迷し、融資の際にも金利競争が強いられている状態で、コンサルティング機能を発揮した新たなビジネスモデルを構築する必要があります。
 そう考えると両者の思惑が合致した融資制度と言えるかもしれません。そして、今後の経済発展の為にはその両者のコミュニケーション・連携を高めていくことは不可欠です。
 
 金融機関が事業性評価をする際に必要な情報は、経営理念や経営ビジョン、組織体制や財務、自社の強み弱み、製品の強みや原材料をどこから仕入れているのか、販売先はどこか、経営課題は何か、などが挙げられます。経営者はこれらのことについて自分の言葉で語ることが出来るようにならなければなりません。
ローカルベンチマーク (ローカルベンチマークについては、2017年11月10日付ブログに記されています)とは、これらのものを整理するため、自社を語ることが出来るためのツールであると言えます。
 
 金融機関と経営者とを繋ぐことは、経営革新等支援機関に認定されている弊社の役割です。自社を語り尽すお手伝いを弊社が担えたらと思います。
 
参考 株式会社TKC HP「戦略経営者」

千葉流山事務所 和田義史

 

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