脳の使い方を科学する3

 この度の東日本大震災からの1日も早い復興を心よりお祈り申しあげるとともに、コンパッソグループも全力でご支援致します。

前回につづき、脳の使い方について。
今回は、グラフの解説をしたいと思う。まずは下記のA~Hまでのタイプをご覧頂きたい。

A 吉田松陰タイプ(人情家型)
【特徴】慈愛、誠にあふれた精神と行動力を持ち、人を惹き付ける魅力にあふれるタイプ。
     多くの人の共感を集め、それが組織としての原動力になっていく。落ち込んだ人や弱った人を勇気づけたり、音楽など
     芸術を通して人の心を動かしたりすることも得意。
【弱点】人情や精神性を大切にするあまり、多少合理性に欠ける面もあり、周囲の人を巻き込み迷惑をかけてしまうことも。

B 織田信長タイプ(冷徹な実務家型)
【特徴】合理的な思考で、日々努力を重ね、物事をよりよく改善していく改革家。
     曖昧な人間関係を好まず、時に一匹狼的になっても確実に進歩を続けるリーダータイプ。
【弱点】他人の気持ちに共感する能力が低く、大きな目的のためには、ついてこられない者を切り捨てるような
     厳しい一面がある。それで人の恨みを買うことも。

C 西郷隆盛タイプ(カウンセラー型)
【特徴】慈愛に満ちた性格で、周囲の人に思いやりのある態度で接し、人々の信頼を集める。
     目立ったり人の上に立ったりすることは得意ではないが、人の苦しみや怒りなどをおおらかに受け止めてあげられる
     カウンセラー的資質を持つ。宗教家や慈善家に多いタイプ。
【弱点】役に立ちたいという気持ちが強すぎて、他人に気を使い、振り回されて疲れ果ててしまうことも。

D 石田光成タイプ(評論家型)
【特徴】知的で博識、かつ冷静な視点を持ち、周囲の状況を合理的に解析することが得意な評論家タイプ。
     感情や人間関係に左右されず、冷静で的確な意見を述べるため、ビジネスや学問の分野では高い評価を受けることが多い。
【弱点】分析は得意だが実行力に欠ける面があり、その意見が「正論」の域を出ないこともしばしば。
     想定外のトラブルに弱い。

E 豊臣秀吉タイプ(プレイボーイ型)
【特徴】周囲の人を惹き付ける魅力があり、人を情や力で巧みに利用しながら成長していく。
     楽しいこと・面白いことが好きでエネルギーにあふれている。
【弱点】現在中心の充実や快楽を求めがちで、将来を見据えた計画性に欠ける一面がある。
     ストレスに対面すると自己保身に走りがち。

F 斎藤道三タイプ(ピカレスク型)
【特徴】優れた頭脳と分析力で、自分の目標を確実に実現していく。自分にとって特になる人間と
     そうでない人間とを見極め、苛烈なビジネスの現場でも抜きんでて能力を発揮する。
【弱点】必要のない人間には興味も示さない冷たい一面があり、成功しても心から信頼できる相手、
     精神的な安らぎを感じる相手は少なく、孤独な思いをしがち。

G 小早川秀秋タイプ(付和雷同型)
【特徴】見優しく穏やかに見えるので敵は少ないが、特別慕われるというタイプでもない目立たない性格。
     自分に自信がなく、常に周囲の人々や世間の動きが気になる傾向がある。
【弱点】権力のある人や力の強い人に同調し、“空気を読む”ことで周りに馴染もうとする保身型。
     長いものに巻かれる性格。

H 幕末の公家タイプ(ガリ勉型)
【特徴】勉強ができ知識も豊富だが、その知識は机上の知識で終わりがち。発展よりも現状維持が何より大事。
     安定した仕事や能力のあるリーダーの下で働いていれば、地味なりに着実な仕事もできる。周囲の動きに逆らわず、
     上から言われたことを確実に無難にこなして生き延びようとする。
【弱点】悪い意味で「官僚的」なタイプ。知識を活かす実行力に乏しく、大勢に流されがち。

ご自身のグラフと比べていかがだろうか?
一致しない場合も多いが、大体の傾向は把握できるのではないかと思う。

都立駒込病院脳神経外科医の篠浦先生は、「自分の脳タイプの美点と欠点を自覚し、足りないところは相反するタイプに学ぶという姿勢が大事である。また、公脳を意識的に使うことが必要で、公の精神に生きた歴史上の人物の生き方は公脳を育てるために手本になる」と述べている。
全てにおいて10点という人間はいないと思うので、足りない部分を補う意識を持つことは重要だ。経営者は特に公脳を伸ばす意識が大切だと感じられた。

是非みなさんも脳タイプを自覚し、更なるステップアップに邁進して頂ければと思う。

出典:『日経おとなのOFF』

代表社員税理士 内川清雄

 

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