心を鍛える習慣

近年、企業の社会的責任の一つとして、働く人へのメンタルヘルス対策が必須となってきています。経済活動の変化の大きさやスピード、合理化などを背景として、過重なプレッシャーなどがかかることを要因とする精神疾患に罹患する人が増加してきているためです。
浮き沈みの激しい現代を生き抜くためには、鋼のように固いけれどバネのようにしなやかな強い心が必要なのではないでしょうか。
グアム三越やフロリダディズニーワールドなどで数々の成功を収められた上田比呂志氏の著書では、ご自身の体験をもとに、心を鍛えるための習慣が紹介されています。

律する
・まずは耐えること。辛いことが起きても、鍛錬の時間として受け止める。自分の根を張る大切な時期だと捉える。
・自分の暗い部分を無理に消し去ろうとしない。劣等感を健全な反骨心に変換するよう心がける。
・恥が自分を成長させる。
・スキルだけでは成功しない。徳を積むことが重要。

捨てる
執着を手放す勇気。何かを捨てる覚悟を持つ。成功体験に胡座をかかない。
・時には大切なものを手放すことによって、より大切な存在となる別の何かに出会う。
ハードルを高く設定しなければ失敗はしない。しかし失敗をしなければ成功もしない。

軸を捉える
・自分を支える軸を持つ。軸がないと人は苦境に立たされた時に折れてしまう。
・自分の過去を振り返り、考え、発見し、未来に生かそうとする。これが軸を捉えるということ。
・物事が順調に進んでいるときほど、軸がぶれないよう自分を見つめ直す。緊張感は人を驕らせることがない。

喜びを分かつ
・他者に敬意を抱くこと、また誰かのために仕事をする意識を持つことで喜びが増幅される。
志を共有する仲間と人生を歩む。
・人は人と交わり、ときにぶつかりあうことよって磨かれる。

知恵を絞る
・苦境にいるときは、仲間から知恵を授かる。ただ自分の力で苦を乗り越えてこそ心が鍛えられる。
・知識と感性のバランスを保つ。感性は意識的に磨こうとしない限り、伸ばすことが難しい。
・日本の持つ古の知恵を探求することで、日本人らしい感性を磨くことができる。
・苦の中にいるときには、目の前のことでなく将来のことに心の向きを変え、そこに向かって努力する。

使命を果たす
・使命とは命を使うこと。
がはっきりとすれば心も強くなれる。
・夢を持ち、想像力を働かせることで人の思いが束ねられ、喜びが生まれる。
・感謝し、感謝される好循環が生まれることで夢の実現に近づくことが出来る。

鍛えられた心は、様々な外部環境の流れから自分を見失わないよう防波堤になるばかりでなく、豊かな人生を送るための礎にもなってくれると思います。皆さんも体を鍛えるだけでなく、心も鍛えてみてはいかがでしょうか。

出典:クロスメディア・パブリッシング「日本人が知っておきたい心を鍛える習慣」上田 比呂志著

千葉流山事務所 佐藤智成

 

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