大人らしさ

先日、書店に立ち寄った時に、「大人らしさって何だろう。」という題名の書籍が、目に止まりました。手にしてみたところ、大人としての行動について書かれており、ただ単に大人であるかではなく、大人らしい大人であるかどうかを考えることができた内容でしたので、ご紹介させていただきます。

大人かどうかの区別の定義として、真っ先に連想することは、20歳になり成人していることではないかと思います。20歳を超えたら、その先何十年と大人としての人生を歩んでいきます。著者は、ただ年齢を重ねて「大人になる」ということだけでなく、年齢や経験を重ねた大人にしかできないこと、大人らしい考えや行いができることが「大人になる」ということではないか。普段、何となくで済ませてしまっていることを、「大人らしいかどうか」という視点で見直してみる。そのうえで、本当の意味での大人になる方法を考えていくと述べています。著作では、大人らしさの行動として、習慣を変えることについて書かれていたので、その一部をご紹介します。

「大人」と「子ども」の違いはいろいろとあります。 
体の大きさはもちろんのこと、知識の量であったり、立ち居振る舞い方であったり。そんな中で、本当の意味で「大人になる」ためにまず必要なのは、自分の感情と事実を切り離して行動できる。(中略)人は落ち込んでいる時やうまくいっていない時、顔や声によく出ます。(中略)そんな時に大事なのは、せめて行動だけでも、自分のコントロールできる範囲だけは変えていこうとすることではないでしょうか。(中略)よく「割り切る」と言いますが、それは自分の感情に流されずに、表面的な行動だけでもポジティブにしていく。せめてネガティブに見せない。そんな意識の切り替えなのではないでしょうか。(中略)自分の口ぐせ、表情、仕草、これらは知らず知らずのうちに、周りの人や何より自分自身にも大きな影響を与えているものです。
ため息をつかない
やさしい言葉を心がける
それだけで、自分もまわりも少しずつ変わり始める。
ため息をつく代わりに、口角をあげ、笑顔でやさしい言葉を使う、声の大きさ・トーンを一段階上げるという行動ができることが、大人らしさなのです。

読み進むうちに、自分のことで精一杯では大人になれないのではないか。大人の考えや価値観を持ちながら、たくさんの挑戦をして、大人でいることを楽しんでいく人生でありたい。そして、「大人らしい」人生を送るためのヒントをも与えてくれる本であると思いました。意識し、実践することで、自分自身で人生を変えていけるのではないかと感じました。

年を重ねるにつれ、時間の経過を早く感じるものです。「大人」である今だからこそ、ふと立ち止まり「大人らしい」自分かどうかを振り返る時間をつくれたらと思います。

出典:文響社「大人らしさって何だろう。」大綱 理紗著

川崎事務所 大島裕美

 

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