大人のための絵本セラピー

 この度の東日本大震災からの1日も早い復興を心よりお祈り申しあげるとともに、コンパッソグループも全力でご支援致します。

絵本のソムリエで著名な岡田達信氏の著書『絵本はこころの処方箋』をご紹介します。

絵本で元気を!
絵本の読み聞かせ番組スタート!子どもたちにやさしい時間を・・・
声優による『絵本読み聞かせキャラバン隊』・・・絵本は子供たちに夢と勇気と考える力、そして想像力という楽しみを与えてくれます。・・・
等々、大震災の復興支援でも被災した子供たちの支援に絵本を使ったものが多くみられましたが、絵本の効用は子供だけではなく、大人にも効用があるそうです。

この本に紹介されている絵本に『はじめてのふゆ』ロブ・ルイス作 ふなとよしこ訳(ほるぷ出版) 
があります。

「小さなネズミのヘンリエッタが一人で初めての冬を迎えるために食べ物を集めます。食べ物は集まるのですが、度々トラブルに見舞われ最初から集め直しとなります。
見かねたヘンリエッタの仲間たちが食べ物集めを手伝ってくれて食べ物は集まるのですが、仲間へのお礼に開いたパーティでその食べ物を全部食べてしまい結局食べ物は集まりませんでした。ヘンリエッタはくたびれて眠りについてしまうのですが、目をさますと何と「春が来ていました!」という物語です。

最初にこの絵本を読んでみて「ホッ」としました。食べ物が無くどうやって冬を越すのだろうと危惧していたところに思いがけず春が来たと喜ぶヘンリエッタの絵が飛び込んできたからです。
二度目に読み返すと今度は「あれ?」と思います。
食べ物の集め方に問題があったのでは?
パーティは必要?
等々「?」が次々と出てくるからです。

絵本を読んでの感じ方は、読む時々の心の状態で大きく違い、人によっても千差万別で、正解はありません。
作者の岡田達信さんは、「あまりの急展開に、「え、そんな結末でいいの?」と思ったほどです。でも、何かが引っかかる。もしかしたらこれは、深い話なのかもしれないぞ。」と感じたそうです。
岡田さんはそこで、「大人が絵本をシンプルな文章の行間を自分の知識や経験・価値観でおぎなって読むため、絵本という処方箋で、心の内面に向き合い、癒しや気づきを引きだせるのではないか?」と考えたそうです。

この絵本はハッピーエンドで終わりますが、もしハッピーエンドで終わらなかった場合の展開を自分で考えて、どこに問題があるのか?どうすれば良かったか?など考察することで、仕事に応用できる部分が多いことに気づきます。
仕事や組織で悩みがある方は一度絵本を手にとって読んでみてはいかがでしょうか?
もしかしたら絵本を通して「ハッ」と気づくことがあるかもしれません。
その気づきが問題解決の糸口になることも多いと思います。
この本に掲載されている絵本を下記に紹介しますのでご参考になさってください。

出典:『絵本はこころの処方箋』岡田達信 著(瑞雲舎)
紹介:『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)
    『くもりのちはれせんたくかあちゃん』(福音館書店)
    『もっとおおきなたいほうを』(福音館書店)

渋谷事務所 倉本昭洋

 

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