マーケティング思考『お客様の気持ちをつかむプレゼント』

今回はお客様の気持ちをつかむプレゼントについて、事例をもとに考えてみたいと思います。
まず「招客招福の法則」(小阪裕司 著)より、事例をご紹介したいと思います。

とある洋菓子店でのお話です。
その洋菓子店では、お客様にレターを定期的に郵送することにしたそうです。そのレターには、スタッフの似顔絵付き自己紹介も載せました。
すると、それがお客様に受け、お客様とスタッフの間で会話が弾むようになり、店内が活気づいたそうです。
これにより、お客様以上に喜びを感じたのがスタッフで、仕事を楽しく感じるようになり、意欲的に仕事を取り組むようになったそうです。

これだけでも、レターの効果は十分なのですが、このレターにはもう1つ仕掛けありました。それが今回の本題です。

このレターには、花の種の小袋と花の種に添えられた一枚の別のレターが同封されています。その別レターには花言葉が書かれています。
たとえば、忙しいお客様には「忙しいあなたに。キンギョソウの花言葉は安らぎです」と。
この洋菓子店には、花の種のお礼状がたくさん届くそうです。

みなさんいかがでしょう?
この事例によって何がわかりましたか?

花の種と別レターには、単なるプレゼントを越えた洋菓子店の「想い」が込められています。お客様の顔を浮かべながら種を選び、そしてその花言葉を添える。それがお客様の心を掴んでいるのです。
お客様が貰って一番嬉しいもの。それは決して高価なモノではなく、自分のことを気遣い、大事に想ってくれている。特別扱いしてくれる。
そのような「気持ち」や「想い」なのではないでしょうか?

あえて安価なモノをプレゼントし、それにあなたの「気持ち」や「想い」を込めたものを送ってみたらいかがでしょうか?

出典:「招客招福の法則」小阪裕司著

渋谷事務所 三上吉昭

 

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