ドラッカーの7つの経験

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先日、日経新聞のコラムにも掲載されていたP・F・ドラッカー著「プロフェッショナルの条件」の中にある『7つの経験』についてご紹介したいと思います。
これはドラッカーが、自身の人生を変えた『7つの経験』を著作の中で紹介したものです。

「ヴェルディの教訓(目標とビジョンをもって行動する)」
80歳という年齢で並み外れて難しいオペラの曲を書いたヴェルディは「いつも失敗してきた。だからもう一度挑戦する必要があった」と言った。

「フェイディアスの教訓(神々が見ている)」
人々からは見えない背中の部分まで丹念に彫刻を行ったフェイディアスは、何故そんなことをしたのかと問われて、「彫像の背中は見えないが、神々が見ている」と言った。

「記者時代の決心(一つのことに集中する)」
ドラッカーは新聞記者時代に、有能な記者として知らなければならないことは全て知ろうと決心し、仕事が終わった後の時間は、徹底的に勉強した。

「編集長の教訓(定期的に検証と反省を行う)」
ドラッカーの勤め先の新聞社の編集長は、定期的にドラッカーの仕事振りについて振り返りを行い、次になすべきことについて話し合い、決めていった。

「シニアパートナーの教訓(新しい仕事が要求するものを考える)」
新しい任務に就いたら、仕事の仕方を変える必要がある。多くの人は、役割が変わっても以前と同じ仕事をしているため、新しい役割に期待された成果があがらない。

「イエズス会とカルヴァン派の教訓(書きとめておく)」
イエズス会の修道士やカルヴァン派の牧師は、何か重要な決定をする際に、その期待する結果を書き留めておき、これによって自らの強みと何ができないかを知った。

「シュンペーターの教訓(何によって知られたいか)」
シュンペーターは本や理論を残すだけでは満足できず「人を変えることができなかったら、何も変えたことにはならない」と言った。

ドラッカーは最終的に、「自分が何によって憶えられたいか」を問い続けることが大切だと説いています。
自分を憶えてもらうということは、自分の得意分野を持つ必要があるということです。
自分を疑い、自分の行動を変革し、自らの成長を日々促すことで、自らの強みがはっきりと見えてきます。

ドラッカーの『7つの経験』を、みなさまも活かしてみてはいかがでしょうか?

出典:「招客招福の法則」P・Fドラッカー著、 日経新聞2012年12月5日

渋谷事務所 田中秀和

 

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