スーパーボウルで放映されるTVCMの費用対効果

アメリカ最大のスポーツイベントの1つと言われる「スーパーボウル」。
今回は、その「スーパーボウル」の中継中に放映されるTVCMについて触れたいと思います。

スーパーボウル」は、アメリカ国内におけるアメリカンフットボールの最高の大会で、NFCの優勝チームとAFCの優勝チームで、アメリカ№1を決める試合です。
前回(2011年)の「スーパーボウル」では、アメリカ国内のTV視聴者数が史上最多の1億1100万人を記録しました。
アメリカの人口が約3億人ですので、アメリカ国民の3人に1人以上が、TVを視聴したことになり、その熱狂ぶりがうかがえます。
毎年2月の第1日曜日に開催され、2012年は2月6日朝(日本時間)に行われる予定です。

国民的イベントである「スーパーボウル」。
試合はもちろんのこと、試合以外でも毎年注目を集めています。国歌斉唱、ハーフタイムショー、そしてTVCMです。

試合よりもハーフタイムショーを観る人口のほうが多く、TVCMだけ観る人口はもっと多いと言われるほど、TVCMが注目を浴びています。それだけに、CMを提供する会社は、このCMのためだけに大予算をかけ、そして気合いを入れてCMを制作します。
このTVCMの放映料、なんと30秒で2~3億円と言われています!
1秒当たりのCM価格が、世界で1番高いイベントと言われる所以です。
こんなに高価な放映料で、かつ不況下であるにも関わらず、毎年TVCM枠はすぐに売り切れるそうで、このTVCMに賭ける企業の意気込みは、並大抵ではありません。

では実際に、TVCMに対する費用対効果はどうなのでしょうか?
一説によると、人気CMですと製作費+放映料の数倍~数十倍の効果があると言われ、逆に不人気なCMですと、大きなイメージダウンに繋がると言われています。
これは、ここ数年顕著に表れているそうです。その要因として、TVCMとインターネットの連動効果が挙げられます。

インターネットが普及するまでは、TVCMの影響は時間の経過とともに薄れ、また地域的にもアメリカ国内が中心でした。
しかし、インターネットが普及した今日では、TVCM放映直後からtwitterrやfacebookなどのSNSにコメントされたり、Youtubeなどの動画サイドに投稿されることで、影響度合いが世界的に広がり、また永続性も高まりました。

twitterfacebookYoutubeにはコメントが掲載されます。
このコメントが口コミとして、急速かつ広範囲に広がり、そして多大に影響を及ぼすだろうと、容易に想像できます。
まさにTVCMの出来具合いが、売り上げや企業イメージを大きく左右するほど影響を与えているわけで、改めて「スーパーボウル」の凄さを感じます。

最近の日本国内のTVCMも、インターネットとの連動性に力を入れているものを多く見受けます。TVCMに関わらず、色々なメディアを駆使し、連動性を図る広告宣伝が、ますます重要ではないでしょうか?

今年(2012年)の「スーパーボウル」には、どのようなTVCMが放映されるのでしょうか?
今から楽しみです。

渋谷事務所 三上吉昭

 

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