アイディア発想法~ブレイン・ストーミング~

 この度の東日本大震災にて被災された皆様に心よりお見舞いを申しあげます。1日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。

仕事を行う上で、アイディアが出てこないことでお困りになったことはございませんか?
ビジネスを行う上で、様々なアイディアを出していくことは、重要課題となります。
アイディア発想法は世の中に豊富にありますが、今回はよく使用されるブレイン・ストーミングというアイディア発想法をご紹介します。

ブレイン・ストーミングとは、グループのメンバーが、ある問題について自由にアイディアを出し合う方法です。4つの原則をもとに以下の方法で行うこととされています。

1.4つの原則
(1)「批判をしない」
  他人が提案したアイディアを批判してはいけません。批判されると、いいアイディアが出にくくなります。
(2)「自由奔放」
  思いついたアイディアは周りを気にせずどんどん発言します。
  笑われるのではないか、意味がないのではないかと余計なことは考えないようにします。
(3)「質より量」
  良い悪いは意識せず、とにかくアイディアをたくさん出します。
  たくさんアイディアを出すことで、多角的な視点から、最適なアイディアが選べます。
(4)「連想と結合」
  他人が発言したアイディアに便乗して、そのアイディアから連想したことを発言する方法も歓迎します。
  この原則でアイディア同士が議論の中で結合したり、自分のアイディアが他人の意見に触発され発展することもあります。

2.ブレイン・ストーミングの方法
(1)順番ブレイン・ストーミング
  自由に意見を出し合うといっても、なかなか意見が出にくいことがしばしばです。
  これを回避するため、自分の順番がまわってきたら否応なく何か発言せざるをえない、というのが「順番ブレイン・ストーミング」です。
  下記の内容に留意したうえで行います。

  ●発言の順番がまわってきたら必ず何か言わなければなりませn。
   「特にありません」、「前の人が言ったのと同じなのでありません」などは言わないようにします。
  ●発言内容は一度にいくつあっても構いませんが、他の参加者が言った意見を繰り返さないようにします。
  ●自分の前にメモ用紙を置き、他者の発言を聞きながら思いついたことをメモしておくようにします。
   順番が回ってきたら、このメモを参考にしながら簡潔な発言を心がけます。
  ●発言は最低でも3巡行うようにします。

(2)質疑応答ブレイン・ストーミング
  順番ブレイン・ストーミングで出た意見をもとに、もっと多くのアイディアを出すために行います。
  順番ブレイン・ストーミングで出た意見ひとつひとつについて、「この意見について何か疑問点はありませんか」と参加者に聞いていきます。
  もとの発言者が、なぜそのようなことを言ったのかなど、発言の背景を明らかにし、質疑応答・対話のなかで新しい意見・アイディアを生み出していきます。
  批判ではなく、討論素材をさらに加え、アイディアさらに増やしていきます。

ブレイン・ストーミングは多くのアイディアを出すことができます。また、比較的簡単にできるため、取り組みやすいものでありますので、ぜひ試してみるのはいかかでしょうか。

【参考文献】
中小企業ビジネス支援サイト J-Net21 http://j-net21.smrj.go.jp/well/qa/entry/639.html
立命館大学 http://www.ritsumei.ac.jp/~yamai/kj.htm

 

渋谷事務所 大村直也

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