もの忘れを防ぐ法

最近、日常生活で物忘れと記憶力の衰えを実感する事が多くなりましたが、皆さんはいかがでしょうか?
今日は最近読んだ本より、「もの忘れ」を防ぐ方法についてご紹介したいと思います。

もの忘れの種類
もの忘れ」は、次の2つに区別されるそうです。
1.病的ではない「もの忘れ」 
時間とともに新たな記憶が重なってゆく為、古い記憶が取り出しにくくなっていて、何かその事柄に関するヒントがあれば思い出せる状態で、いわゆる、脳の老化現象であまり神経質になる必要はないそうです。

2.病的な「もの忘れ」 
これには大きく分けて2種類あります。
(1)脳血管性痴呆
   脳梗塞、脳出血など脳の血管障害で血流が悪くなり引き起こされます。高血圧症、動脈硬化、肥満、高脂血症などが原因なので、自己管理により悪化を防
   ぐことは可能だそうです。
   塩分、糖分の摂り過ぎに注意し、食物繊維、ビタミン、ミネラルをしっかり摂るのが良く、お酒はほどほどにし、たばこは今すぐにでもやめるべきだそうです。
(2)アルツハイマー病
   脳の神経細胞が急速に壊れてゆく病気で、しかも新しい記憶を作る海馬から壊れていくそうです。初期症状は記憶力の低下から始まり、性格の変化などの
   症状になることもあるそうです。初期は老化によるもの忘れと区別がつかないそうです。
   現在は早期に発見すれば薬で進行を遅らせる事が出来るそうです。

ボケない脳をつくるには、まずは、危険因子となる病気をただちに治療することで脳血管性痴呆になる可能性は低くなります。そして、ある研究によると、ボケの患者さんには「あまり社会と関わりを持ちたがらない」「人の意見に耳を傾けない」「趣味や生きがいを持たない」傾向が見られるそうですので、積極的に外に出て外部の情報を取り込むことが大事だということです。

病的ではない「もの忘れ」を防ぐには?
記憶には短期記憶(一時的で時間とともに忘れる)と長期記憶(固定化し、ヒントがあれば思い出せる)がありますが、いかに短期記憶から長期記憶へ移行させることができるかが重要になります。 以下の6つの記憶のクセを上手に使うと、長期記憶となり、ヒントがあれば思い出せるようになります。
1.プライミング効果
   自分が今までに記憶したものとの関連性で覚える。
2.意味づけと繰り返し
   意味のある事、繰り返し覚えた事は忘れない(脳は使えば使うほど能力がアップする)。
3.語呂合わせ
   数字の羅列はインパクトのある語呂を付けて覚える。
4.7つの項目
   一度に覚えられる事は七つの情報が限度。それ以上は頭に入りづらい(大まかに5~7項目つくりその中に覚える事を分類してゆく)。
5.五感と体感
   五感からの刺激や実際の体験の記憶は強く頭に残る。体験に勝る記憶法はない。
6.右脳
   右脳で覚えた記憶(映像やイメージに伴う記憶)は忘れにくい。

「もの忘れ」を防ぐ、+αの方法
脳に栄養と刺激と休養を与え、脳の状態を最良の状態にしておくと、記憶力が向上し、「もの忘れ」を防ぎます。
1.脳が活性化するために、以下の栄養素をしっかり摂る
   ・エネルギー源である「ブドウ糖」(お米の炭水化物が消化が遅く安定的に脳にブドウ糖を供給できる)
   ・神経細胞や神経伝達物質の原料になる「たんぱく質」(供給源には鶏肉や卵、大豆がいい)
   ・神経細胞の働きを支える「ビタミンB1・E」(豚肉やアーモンドなどに多く含まれている)
   ・シナプスの原料になったり、神経伝達物質の放出を助ける「ドコサヘキサエン酸(DHA)」(イワシやサバなどの青魚に多く含まれている)
2.脳血流を増やす
   食事の際は良く噛んで食べる事で脳を刺激し血流がアップ。
3.リラックスしている時、集中している時に出るアルファー波を利用する
   持続して作業をしていると、ひらめき、記憶力が低下するので、十分にリラックスして再度仕事に取り組むと記憶力が高められる。

皆様も以上のような手法を活用し、もの忘れをしない健康な脳を目指してはいかがでしょうか。

出典:幻冬舎「もの忘れを90%防ぐ法」米山 公啓著

流山事務所 鈴木栄子

 

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