防災の備蓄のお話し

1年前に続き、防災の備蓄のお話しです。豪雨や雷も多く、地震だけでなく、ライフラインが途絶えた際、自分の生活を数日間、維持できますか?
前回のおさらいですが、

【水】
1人3日分で9ℓが目安です。と言われていますが、給水車は病院等優先の為、被災した際にすぐには期待できないと考えて もう少し準備しましょう。
私の実例です。4人家族で36ℓ以上なので、
・横浜水缶(横浜市水道局で販売) 500㎖24本入りで12ℓ
・20ℓタンク2つで40ℓ
水道水は夏場でも3日間は保存可能です。これを順番にお風呂に使用し、毎日入替えています。
・雨水貯水タンク200ℓ
飲料用でなく、レトルトパックを湯煎する場合等きれいな水でなくても良い場合に利用します。

【トイレパック】
自宅のトイレが使えたとしても、どこかで流れ出て異臭を放つことを想定し、汚物を流さない為の準備がトイレパックです。

ここからが本題ですが、法人で非常用食料品を備蓄した場合の経理処理は?
備蓄時に事業 供用があったものとして、購入時に損金の額(消耗品費)に 算入できます。
理由として、
1 食料品は、繰り返し使用するものではなく、消耗品としての特性をもつものであること。
2 その効果が長期間に及ぶものであるとしても、食料品は、減価償却資産又は繰延資産に含まれないこと。
3 仮に、その食品が 法人税法施行令第10条第6号の棚卸資産の範囲に掲げる「消耗品で貯蔵中のもの」であるとしても、災害時用の非常食は、備蓄することをもって事業の用に供したと認められること。
4 類似物品として、消火器の中味は取替時の損金として取り扱っていること

以上より、備蓄時に損金算入できます。器具備品に該当する防災グッズは、10万円未満の少額の減価償却資産に該当すれば、全額損金算入可能です。
これを機会に、就業時の備蓄と自宅の備蓄、両方とも考えてみませんか?

参考:国税庁HP 非常用食料品の取扱い

川崎事務所 中川 斉


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