税理士のための百箇条

「税理士のための百箇条」という本の続編が出版されており、その中から、なるほど・・・と読み返している部分を数点紹介します。

1.商いは飽きない
「石の上にも三年」飽きずに商いを続ければ、いつかは軌道に乗せることができる。このようなことを語ったのは昭和の時代だろう。今、商いは「飽きさせない」だ。幾ら丁寧な仕事をしていても、同じ商品を売っていたのでは客を飽きさせてしまう。では、どのようにすれば客を飽きさせないことが可能か?
店舗のレイアウトを変え、新しいメニューを考え、販売商品を常に入れ替える。このようにアイデアを出し続けることを可能にするのが、自分の「商いに飽きない」ことといえる。客は移り気であり、常に自分自身が変わり続けなければならない

2.読書の楽しみ
読書の楽しみは、著者の人生の追体験。自分とは異なる人生があり、自分の知らない価値観や世界があることに気づき、著者の経験を自分の人生として追体験することが読書の醍醐味だろう。良書は人生の糧になる。そのような本に出会ったときは嬉しい。更に、そのような一文が書けた時は更に嬉しい。それが読書を続け、文を書き続けるている動機なのと思う。

3.小さく稼いで、大きく失う
事業が順調なるが故に自分の能力を過信して、他人の事業にまで資金をそそぎこみ自宅まで失った人たちを見かける。私が実践しているのが 「小さく稼いで、小さく失う」 生活。それには4つの目的がある。
    (1)ストレスからの解放・・・小さな無駄は気にせずに、心豊かな生活を心がける
    (2)リスク回避・・・小さな支払をしてリスクの芽を摘み取り、争いを起こす摩擦を減らす
    (3)生かした金の使い方・・・世話になった時に上手くポチ袋を渡すことができるか。金をもらって怒る人はいないとしても、その支払方には上品さが
                      必要だ。
    (4)金額の違いを理解する・・・小さな金を渋っている人に限って 「小さく稼いで、大きく失う」。必要な時に必要な金を使う、心豊かに暮らせること
                        請け合いだ。 「大きく稼いで、小さく失う」は難しいことだ。

常に工夫をしながら、死ぬまで勉強・・・。それには、強い心構えが必要なのだ・・・と聞こえてきます。自分の置かれている立場をよく理解し、考えて行動しなければならない事柄があちこちに散りばめられており、読み返している一冊の本です。

出典:財経詳報社「税理士ための百箇条-実務と判断の指針-」関根 捻著

社員税理士 木村勇雄

 

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