念ずれば花ひらく

「念ずれば花ひらく」坂村真民さんの詩文ですが、私が常に大事にしている言葉であり、書家揮毫の色紙を書斎に掲げています。
今月12月11日は真民さんの命日です。

国税勤務時代、若いときは、自分ひとりの仕事が、単に上手くいけばいいなと思いながら、上司、先輩の教示を受けながら日々勤しんでおりました。時が経って、部下を持った時から、心が変化しました。自分(センター)と現場が離れたからです。準備調査ではA案が有効でなければB案と段取りを構えたうえで、調査の本番に入って行きます。調査着手前日には、明日はうまく行ってくれ、みんなうまくやってくれと祈る気持ちで一杯となります。

調査が開始されると目には見えない現場を想像して、頑張れ、うまくやれ、頑張って、うまくやってくれと、ズート念じます。部下の顔を頭に描きながら念じていました。応えて、一定の結果が出ました。上手く行かないとき、その旨の連絡が入ってきます。一生懸命念じます。集中します。すると時には自分でも思いがけないひらめきが出ます。時には連絡を取り合っている間に、報告している部下本人がひらめくこともあります。
期待のまなざしと感謝の気持ちで部下の顔を見ていると不思議に良き結果が出ました。

」とは、今の心という字です。今という瞬間、瞬間に全身全霊を集中して自分の思いを「願う」ことだと思います。その「願う」瞬間を繰り返し持続すること、それが事の成就に結びつきます。加えて、忘れずに、自分は運に恵まれていると感謝します。また、「祈り」とは「意(考え)」と「のり(宜)」です、自己の考えていることを明らかに宣言するということだと私の合気道の師から教えられました。

自分が生きて行く意味、或は、その時々の目的を明かに(宣言)して、一瞬一瞬を鋼の如く硬い意志により願い続けると、やがて結果という花が開きます。そして、そこには道元禅師の言葉が待っています。 「花開けば必ず真実を結ぶ

「念ずれば花ひらく」坂村真民

   念ずれば    花ひらく
    苦しいとき    母がいつも口にしていた
     このことばを    わたしもいつのころからか
      となえるようになった
       そうしてそのたび  わたしの花がふしぎと
        ひとつひとつ     ひらいていった

社員税理士 児島昭英

 

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