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幸運の女神を微笑ませる方法とは

2010年にノーベル化学賞を受賞された鈴木章北海道大学名誉教授が、発明発見の原因は 「セレンディピティ」に恵まれたからとおっしゃっています(『致知』2012年1月号特集「生涯修業」)。

セレンディピティ(serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することだそうです。そのチャンスを誕生させるには、 注意深い心一所懸命にやろうとする精神それから謙虚であることが大切です。 何か結果が出て、それを自分の偏った見方で捻じ曲げたりせず、正直に見ること。そういう積み重ねがあって、初めて何パーセントかの確率で、幸運の女神が微笑んでくれる機会に恵まれるかどうか、という世界であり、したがって、「そういう努力をしなければ、絶対に幸運の女神が微笑むことはない。」とおっしゃっています。

国税局勤務時代に情報事務に従事したことがあります。日本が高度情報化時代迎えたと言われ始めたころです。新設課であり資料情報の収集と活用の統括事務です。交差点の真ん中に立つ交通整理の警察官役と言ったところです。

情報は有効なものを収集できる人が収集して、有効に使える人に渡さないと本来の価値が生まれません。ところが収集と活用が所得・法人・資産税・間税と言った組織的に別個の人になると、他者にとって有効となる資料・情報には気が付かない、或は事務量の問題で無視する、という自分の置かれた立場から偏った見方を人間は、特に組織はするのだと言うことを実感しました。

全体を正しく観る、偏った見方を組織的に是正(他者のための自己犠牲を厭わない価値観の醸成)するには、価値観を共有するために多大な労力が必要です。その一時の犠牲が出会いとなって、自分のところには寳として戻って来るという出会いを生かす知恵を持つことが解決策と思います。

目の前いる幸運の女神とすれ違わないで、ぶつかり合うには謙虚な心を涵養することが大事であり、これを実践して行くと幸運の女神が微笑みかけて来るでしょう。「自分は運がいい、ついている」と思える人になるでしょう。

社員税理士 児島昭英

 

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