健康診断 上手に活用していますか

先日、「13種類のがんを1回の採血で発見できる次世代診断システムの開発プロジェクト」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構と国立がん研究センター等から発表されました。ご覧になった方も多いと思います。
このプロジェクトは、がんや認知症になると体内で「マイクロRNA」という物質の種類や量が変化することを利用して、国立がん研究センターが保有するがん患者6万5000人分の血液成分(血清)などを解析し、どの種類のがんでマイクロRNAがどう変化するかを突き止め、診断技術の確立を進めて、2018年度までに開発し、その後、健康診断への活用をめざすというものです。
従来のがんの血液検査では、がんになると増えやすいたんぱく質などを調べる「腫瘍マーカー」という検査がありますが、早期のがんから検出できるとは限らず、またがんでない場合も陽性となるなど課題もあるそうです。
今回の診断方法が確立されれば、13種類ものがんと認知症が1回の血液検査で早期発見できるのですから、私たちの身体的負担は飛躍的に軽くなることでしょう。早く開発されることを願うばかりです。

皆様は健康診断を受診されていますか? 検査結果にハラハラドキドキ・一喜一憂される方もいらっしゃることでしょう。
会社で受診するように言われて健康診断を受けた方や、自主的に受診した方等健康診断を受けるきっかけはいろいろだと思いますが、いずれにせよせっかくの健康診断の機会です。生活習慣病などの早期発見、早期治療に役立てるように、要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診するようにしましょう。

自己負担の健康診断や人間ドックの費用は医療費控除とはなりませんが、健康診断等の結果、何らかの疾病が発見され引き続きその治療を行った場合には、その健康診断等は治療に先立って行われる診察と同様に考えることができますので、その健康診断等のための費用も医療費控除の対象になります。
また、健康診断の大切な役割の一つに、自分自身の健康状態を継続的に把握し、生活習慣病等の要因となる生活習慣の改善に活かすということがあります。生活習慣病を予防するためには、正しい知識を得て、正しい生活習慣を身につける意識を持つことが大切です。健康診断の結果をよく理解して、自分の体の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。健康診断を上手に活用していきましょう。

横浜青葉事務所 高橋紫

 

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