「優れたビジネスリーダー」になるために

同じ曲を同じオ-ケストラが演奏しても、指揮者によって違う曲に聴こえた経験はありませんか? 私は以前から感じることがあり、何故だろうと考えることが多くなりました。ある時読んだ著書「リーダーに必要なことはすべて「オーケストラ」で学んだ」の中で、ビジネスリーダーと指揮者がよく似ている点があるとの解説があり、非常に参考になったので、今回ご紹介したいと思います。

ドラッカーは、その著書の中で“理想の組織”として「オーケストラ」を例に挙げ、ビジネスリーダーを「指揮者」にたとえました。指揮者はオーケストラの演奏の現場で、メンバーをまとめ良い音楽に仕立てる責任者で、チームの成果を最大限発揮させるという、ビジネス社会で求められるリーダーの仕事と共通点があるのです。

良きリーダーの条件
1.メンバー(部下)が主役
指揮者は観客に背を向け、演奏者は顔を見せています。これはコンサートの主役はオーケストラのメンバーである証明で、リーダーはメンバーと観客をつなぐ責務を持ち裏方としてチームに貢献することが大切なのです。

2.情報に敏感になる
音楽や業務に関する情報を受信し、それをメンバーに向けて理解できるように発信する事がリーダーの役目です。

3.公正・公平
メンバーを公正に見て、公平に接すること。リーダーにちゃんと見てもらえているという安心感があることで、部下はモチベーションもあがることでしょう。

4.責任感のあるリーダー
指揮者の世界では、うまく演奏できればオーケストラの手柄、失敗すれば指揮者の責任という…ビジネスの世界でも同様で部下のミスは上司が責任を持つことが必要です。

5.想定外を想定する
リーダーは突発的なトラブルが勃発した時に即時に対処できるかが課題となります。何故ならば指揮者であれば何が起きても演奏を継続し、建て直さなければなりません。「そんなことは、起こらないだろう」ということは必ず起こり得ます。

音楽好きには、オーケストラの舞台裏を見ることができ、また楽しくリダーシップについても学べることができると思います。また、ストレス予防発散のために音楽を聴き、心身ともにリラックスできる時間を作ってみてはいかがでしょうか?

出典:日本実業出版社「リーダーに必要なことはすべてオーケストラで学んだ」桜井 優徳著

千葉旭事務所 加瀬直美

 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。


関連記事

■2020年4月1日施行 改正民法

■介護報酬改定の流れと経営対策  パート3・経営上の対策

■防災の備蓄のお話し

■2018年3月弥生

■2017年12月師走